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【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ

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1冊の小説はどのようややりとりと工程を経て、出版されるのか? 実体験を元に、作家視点にてその過程を綴っています。
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記事一覧

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#1)

【目次】 ① はじめに(当ページ) ② お声がけ編 ③ 初顔合わせ編 ④ 宿題編 ⑤ 140字小説選…

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#2)

最初から:①はじめに 2022年の5月初旬。 平日の昼間、いつものように図書館で作業をしてい…

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#3)

【最初から:①はじめに】 【前回:②お声がけ編】 駅にて、ワニブックスの担当編集者さんと…

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#4)

【最初から:①はじめに】 【前回:③初顔合わせ編】 初の顔合わせであり、人生初の担当編集…

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#5)

【最初から:①はじめに】 【前回:④宿題編】 本に載せる140字小説を選ぶ作業が始まります。…

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#6)

【最初から:①はじめに】 【前回:⑤140字小説選びと新作執筆編】 書き下ろしの執筆を終え、…

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#7)

【最初から:①はじめに】 【前回:⑥目次の執筆編】 実は「一言解説」は、初の打ち合わせの時から担当さんから提案されており、私は当初「解説は無い方がいいのでは…」派でした。 140字小説は、全てを語るには余りにも文字数が少ないため、想像や察しの余地、そして余韻を残す文章と相性が良いです。 多くを語らず、読者自身の想像力と察しで物語を理解する気持ち良さこそが140字小説の醍醐味であるため、そこに解説を投入するのは、興醒めであり蛇足だと思ったからです。 一方で、担当さん的に

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#8)

【最初から:①はじめに】 【前回:⑦一言解説の執筆編】 私の方で執筆すべき内容は全て終え…

【作家視点】1冊の小説が出版されるまでの流れ(#9)

【最初から:①はじめに】 【前回:⑧校正・校閲編】 校正・校閲を終え、文章が完成されてか…