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イップスになってしまう理由


北海道札幌市メンタルトレーナーAKIです。



【1.イップスになる理由】

今回はなぜイップスになってしまうのか。

結論から言います。

それは、現実とイメージにギャップが生じているからです。


本来自分が求めているプレーと実際のプレーにギャップがあるという事です。
人の体はそれぞれ違います。
筋肉も違えば骨格も違います。
ということは、プレーも人それぞれなのです。

もちろん基本の形はありますし大事なのは大前提ですが、型にはめ込もうとしすぎると現実とイメージにギャップが出てくるのです。


【2.監督、コーチの指導】

野球で例えるならば、背が高いピッチャーだから角度を生かして上から投げなくてはいけないとかキャッチャーだから小さなフォームで上から回転の良いボールをなげなくてはいけない…などなど

もちろん、背が高いピッチャーが角度をつけて投げられれば武器になりますしキャッチャーも小さなフォームで素早く投げられるに越した事はありません。
しかし、

「この~しなくてはいけない」

「~じゃなくてはいけない」という思い込みが危険なのです。

背が高くてもアンダースローでもいいし、キャッチャーだけど少し横から投げてもいいんです。
絶対こうじゃなければいけということは無いないという事です。

当たり前ですが、監督やコーチの指導が選手に大きく影響します。
無理矢理自分の理想のプレーを押し付けてはいけないのです。

アドバイスはたくさんしてあげていいと思いますが、その後にそれを選ぶかどうかは選手本人だと思います。
もちろん厳しく指導する場面もあると思いますが、その指導でイップスになる可能性があることを知っているのと知らないのでは大きな差があります。


【3.脳の仕組み】

次に少し脳の仕組みについてもお話していきます。

1度ミスをした選手が繰り返しミスをしたり、チームメイトのミスを見て他の選手までミスをするケースを見たり経験した事があると思います。

なぜ繰り返してしまうのか…

それは、1度ミスをした後に次は失敗してはいけないと強く考えます。
その時に脳の意識〔顕在意識〕と言われる部分で考えています。
しかし、人間の脳の意識の部分は脳全体の1割程度しかありません。
残りの9割は無意識〔潜在意識〕と言われる部分です。

これが、何を意味するか。

実は1割の意識で失敗してはいけないと考えれば考える程9割の無意識は失敗している自分を描いてしまうのです。
これが脳の仕組みなのです。

そして、その無意識の命令が身体全体に伝えられることによってミスをしてしまうケースが出てきます。

例をあげると。

ゴルフのティーショットで右がOBだから絶対に右には曲げたくないと思っても右に打ってしまったり。
野球のトスバッティングでストライクを投げなくてはいけないと考えてストライクが投げれなかったり。
また、日常生活で言うと明日の朝早く起きなくてはいけない日に限って眠れなかったりなどは典型的な例だと思います。


【4.イップス克服の兆し】

それは、ズバリ「開き直り」です。

もちろんこれは、諦めの開き直りではありません。

しっかりと自分と向き合い、自分がイップスであるという事を心から

認め、受け入れたうえでメンタル面、技術面の両面から努力して努力して

からの開き直りです。

少しの努力で諦めてしまい、ただ適当になり開き直っていては

克服できるような簡単なものではありません。

実際に私も投げて投げて投げまくった後に、もうこれだけ努力をして

ダメなら仕方ないと考えてから克服に向かいました。

今は、イップス専門家としてそれだけでは足りないこともわかっています。

しかし、このイップスを認め受け入れる。

ここから克服が始まるのは間違いありません。

【5.まとめ】

イップスは適当にプレーをしている選手には現れません。

真剣に競技に取り組み、向上心が強い選手に現れます。

真面目だからこそ人の目が気になってしまう。

しかし、言い換えれば相手の事をしっかりと考えることができる人間です。

イップスで苦しんでいる時は、考え方が偏りがちです。

ぜひ、自分のストロングポイントを再確認してから

イップス克服へ挑戦してみてください。

もし、一人ではどうしようもない時はお気軽にご連絡ください。

経験したからこそ分かることがあります。

一緒に乗り越えていきましょう。



【実力はあるのに、本番で実力発揮できない方へ】

当初のメンタルトレーニングは、脳科学、心理学、カウンセリング、コーチングを駆使したものです。

トレーニングを受けた9割以上の方がメンタルの変化を実感しています。

普段と本番の差はメンタルです。

技術や体力ではありません。

そして、メンタルは弱くても大丈夫なのです。

弱いと感じているのであれば、弱いなりのやり方があります。

コツの様なものです。

そのコツを全てお伝えします。

・緊張しない。

・プレッシャーがかからない。

・自信満々。

これらが良いとは限りません。

むしろ、ビビっていた方が良いのです。

「あなたのその努力を才能に…」

経験したからこそ、わかることがあります。

メンタル面やイップスで苦しんでいる方に、

勇気を与えたいという思いで活動をしています。

少しでも気になる方がいらっしゃいましたら、

お気軽にご連絡下さい。

遠方の方はLINEやZOOMでのセッションも

行っておりますので、お問い合わせください。

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本番で自分の力を発揮できずに苦しんでいる方や

メンタル、イップスでお悩みの方は是非、お気軽にご連絡ください。

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・北海道メンタルクリエイション 代表メンタルトレーナー ・イップス研究所 札幌支所 支所長 ・著書「不安な気持ちで最高の結果を出す方法」出版 小学生~プロアスリートのメンタルサポート。日本一、全国大会、海外大会出場者多数輩出。