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こんぴらさん(かみしべつちょう)
油絵 F8 キャンバス 縦380×横455 2014作成

金毘羅さん


もの心がついてから、何の疑問も持たずに故郷の山を「金比羅さん」と呼んできました。

この山の命名が香川県の金比羅山に由来することを知ったのは60歳を過ぎてからです。

故郷を離れて50年、上士別の町も変わりました。記憶にある昭和30年代の街並みはどこにもありません。道路は舗装され、道幅も広くなりましたが人影を見ることすら珍しくなりました。
かつての「ふるさと」に戻れるのは「金比羅さん」を眺めたときです。

この絵は帰郷した時にスケッチをしたものを元に描いたものです。
現在の画像を見ると民家が無くなっており寂しい限りです。



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