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水彩画 2024年3月2日 制作

今日はひな祭りです。

「ひな祭り」を遡ると平安時代になるようです。もともとは中国の習慣からきており、3月3日に「上巳の節句」といわれ川で体を清める特別な意味が持たれていました。平安時代になると日本にもこの風習が伝わってきました。日本では人形に厄を移す「流し雛」として発展し、自分に降りかかる災厄を人形に身代わりとして引受けさせ、これを川に流していました。

流し雛とは別に「ひいな遊び」も平安時代には行われていました。上流階級の女子の遊びで、紙で作った人形と家財道具に似せて作ったおもちゃなどを使っていました。
ひな祭りの原型は、この「ひいな遊び」と「上巳の節句」が徐々に融合して出来上がったと考えられています。

最近の雛人形はコンパクトなものばかりで世相が良く現れています。


 

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