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こまばしらかばなみき(おとふけちょう)
油絵 F8号 キャンバス  横455×縦380 2016制作

音更町(おとふけちょう)は、十勝川を渡った帯広市の北に接しており、帯広市のベットタウンとして発展してきました。
北海道の町で最も人口が多く、市制施行が期待されています。(44,170人; 2020年7月31日)

この地にはアイヌ人の集落がありました。
明治12年頃に、岩手県九戸郡出身の大川宇八郎がアイヌ人と交易をしながら農耕に携わっていました。和人最初の定住で人柄も良くアイヌ人から慕われていたといいます。
十勝川を挟んで南側の帯広に依田勉三が入植する前のことで、晩成社は明治16年でした。

十勝平野の真ん中に位置し、東大雪山から流れる音更川は、十勝川に注ぎ込んでいます。
田園風景は、畑の畝が、緑の大地に続き、緑、黄、金色の小麦、白いじゃがいもの花のコントラストは、パッチワークのような大地を描いています。

白樺並木は十勝牧場にあります。
牧場の入口に1.3km続く直線道路の両側に樹齢40年の白樺並木が延々と続いています。

道産子・馬追い運動油絵 F4 キャンパス横333×縦242 2015制作

牧場は明治43年に内閣馬政局によって十勝種畜牧場として設置されたもので、現在家畜改良センターとなり、馬、肉用牛、乳用牛、めん羊の改良増殖などの業務を行っています。
道産子といわれる馬は、競走馬と違いスマートではありませんが逞しさがあります。冬の風物詩「馬追い運動」は身体の大きな「重種馬」が集団で駆ける迫力は絶景です。

この白樺並木から牧場内を進むこと約4.5kmに展望台があり、なだらかな丘の上といった感じで、標高差の少ない展望で十勝らしい風景が眺められます。

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5 km
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