緒頭苫法界

僕は虐待児・・・ そう、僕は今でも虐待児だ。 加害者だった父も母も亡くなった。 …

緒頭苫法界

僕は虐待児・・・ そう、僕は今でも虐待児だ。 加害者だった父も母も亡くなった。 今、「僕は、虐待児だった」と云うべきなのだろうか?

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  • 青い鳥の記憶

    ボクが吐き出したウタのイメージに合う曲と曲に触発されて描いたウタを、併せて掲載しています。 ウタと紹介したいお勧めのリンクだけで、曲の無い投稿もあります。 Xになる前のTwitterでの呟きが多いので、既知のウタかもですが、新しいウタも投稿してくつもりです。 また、曲は、それなりに思い入れの強い曲ばかりなので、貴方に寄り添い、心に響く曲であることを願います。

  • 新潮文庫の一冊

    その昔、当時の嫁が妊娠中に「ヨンダ パンダ」のぬいぐるみが、可愛いと言って欲しそうにしていた。 それなら、出産後,退院の時にベビーカーに「ヨンダ パンダ」を乗せて迎えに行ってやろう・・と、新潮文庫100冊を読んだ時に、読書後、気まぐれで手記を書き残していたものに、加筆修正したモノです。

最近の記事

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「守られなかった 約束」移りゆく 時の幻想の中 現実と共に 薄れてゆく 日々 破るつもりも無く 守られなかった 約束は いつまでも 心の奥に 潜んで居る 不意に 忘れられた約束が 頭を擡げる 胸の奥に 奔る 柔らかい痛み ##現実と幻想の狭間 ボクが 彷徨っているのは 現実か 幻想か

    • 『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

      「子供らに 明るい未来を」「池上彰の戦争を考えるSP2023」を観た 戦争は 街を破壊するだけではない 精神を破壊し その破壊された 精神は潜伏し その子供らの 精神をも破壊するかも知れない 僕らは戦争を知らない 知らないからこそ もっと 恐れるべきことがあるはずだ。 ##子供らに明るい未来を

      • 『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

        「アウトロー達の挽歌」暴走族・・なんそれ その名前とは裏腹 ワザとゆっくり走って 一般車両の交通妨害 独りぢゃ なにもできねえ奴らの集まり 僕らは 単車好きの アウトロー達の モーターサイクルクラブを創った ##法律は俺たち自身で創る クラブの名前はジェシカ 好きだったバンドの曲名だ

        • 『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「作戦決行は 夏休み」空き地 造成地 廃墟 エトセトラ 時代は どんなに 移ろうと 危険を 承知で 探検し 無許可で 造る 秘密基地 作戦決行は 夏休み 大人に 見つかりゃ 引越だ ##僕らは秘密工作隊 今も インテリジェンスビルの中 開発コードネーム X で 秘密作戦は 続いて往く

        『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

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        • 青い鳥の記憶
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        • 新潮文庫の一冊
          10本

        記事

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「私は ワタシを見失う」また 一日 過ぎた また 一週間 過ぎた また 一ヶ月 過ぎた もう 半年過ぎた そして また あっ という間に 一年が 過ぎる 過ぎ行く時の流れに 流されて 私は ワタシを見失う それでも 時は 追い越してゆく ##諸行無常

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「分からないもんだな」行き交う人々 色んな人が 居るもんだ 真面目なやつ すかした奴 変なヤツ ン 待てよ・・ あっちからすれば ボクも そのひとりなのか・・ ##己のことは意外と分からないもんだな そう考えりゃ 少しは 人に優しく なれっかなあ・・

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「こども達を 守ろう」初めて 嘘を ついた後 罪悪感に 苛まれ 苦しんだ 初めて 自慰で 逝った後 罪悪感と 虚無感に 撃ち拉がれた 己を 誤魔化して 嘘をつき 本能に 負けて 自慰をする 己を 誤魔化しても 本能に 負けても 人が人を 殺して良い 理由など無い ##戦争をやめよう こども達を 守ろう

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「愛は陽炎の如く」どこから どこへ 空の雲 どこから どこへ 僕らの旅路 振り返りたくない 過去も ずっと 置いておきたい 想いも いつか どこかに きえてゆく ボクの想いと キミの想いが ひとつに なって きえてゆく 揺らめきながら きえてゆく ##愛は陽炎の如く いつか逝く

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「僕の宝物」いつもの出来事が いつもで なくなる 当たり前が あたりまえで なくなる ありふれたことなど なにひとつないのだ いつか 僕が 先に逝くとしても 過ごした日々を 忘れ去る時が来るとしても ##君と過ごした日々は僕の宝物

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「冒険者たちの夢」冒険  それは 先の見えない 挑戦 先の見える 人間など 居ない それなら 僕らは 皆 冒険者 生と 死と 愛と 旅と それら 凡てが アートになる ##冒険者たちの夢 それぞれが それぞれの 宝箱を 探し続けて 過去と 未来の 夢を観ながら 彷徨い 迷い 恋をする

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「また独り・・」ずっと一緒・・ 難しいよね・・ いや きっと問題は 僕の方 わかってんだけどさ・・どうしようもない わかっちゃいるけど また独り また独り・・ ##同じことの繰り返し 今日は ひかるのママに 慰めて貰おうか・・

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「浴衣姿の少女」天神祭 浴衣姿の少女達 行き交う船の 大阪締めを 遠くに訊く 浴衣姿の襟足に 仄かに抱く 恋心 今夜 君の瞳に映った 光の花は 秘めたる 恋の色をして 汗 迸らせて 校庭を 駈け抜けてゆく 少年の勇姿に 想いを馳せる ##君の初恋

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「裸の心で走り回った」ぐるぐる ふわふわ うろうろ もう これ以上 優しく できそうも無い なんで 連絡してきたのさ いったい 僕に なにを求めてるのさ あ 言わなくて いい わかってる 聴きたく ない わからないフリ くらいさせろよ ##裸の心で走り回った 君の幸福って なんなのさ

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「泣いても 良いよ」そんな日も ある 嗚呼 そんな日も あるさ 泣いても 良いよね 嗚呼 泣いても 良いさ いつも 一緒に 泣いてくれる 君が 僕を 知らなくとも だから ボクは キミを聴く ホント どうしようも ないんだよね 僕も 君も どうしようもない ##やるせなく寄り添う

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          ぼくにもそのあいをください

          朗読師をやっていた頃の読み聞かせサンプルです。 ※ポータブルレコーダーの内蔵マイクでモノラル録音されたモノなので、音質悪いです。

          ぼくにもそのあいをください

          ぼくにもそのあいをください

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

          「心の距離は埋められない」君と別れて 暮らすようになって もう半年 過ぎた 君は まだ隣町に居る 直ぐ 其処さ 五分と掛からぬ所 なのに 僕は 百万マイルも彼方に 来てしまったんだ こんなに 君を遠くに感じる 悲しいけれど それが僕らの 心の距離さ。 ##離れた心の距離は埋められない

          『虐待児の詩』 青い鳥の記憶