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青い鳥の記憶

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ボクが吐き出したウタのイメージに合う曲と曲に触発されて描いたウタを、併せて掲載しています。 ウタと紹介したいお勧めのリンクだけで、曲の無い投稿もあります。 Xになる前のTwit… もっと読む
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記事一覧

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「存在の意味」自我が 崩壊してゆく

これは 壊れてゆくのか
それとも 復元しているのか

始まりも 終わりも わからない
増殖か 減少か わからない

始まりは 終わり
崩壊は 復元
増殖は 減少

現実は 幻想
凡てが バラバラで 散在し
散在の 凡てが ひとつ

##存在の意味は

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「命の万華鏡」窓の外を 眺めていた
ぼんやりと 唯 ぼんやりと

風が 窓に押し潰す 天の雫は
潰された刹那 花と成って 散って逝く

激しくなった 風は
天の雫の 断末魔の 悲鳴を
スネアドラムへと 変遷させて

風景を 幻想的な 抽象絵画へと 変貌させる

##命の万華鏡を観た

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「愛が熔けてゆく」もうだめだ キミが切れて
気が狂れてきた
此処に居てくれなきゃ 駄目なんだ

なにを言っているのか 分からない
ボクの身体が 僕ぢゃない

心と身体が 分離して
遠くの空 まで 飛んでゆく。

##愛が熔けてゆく

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「時に流されながら」流れ 流され 何処から 何処へ
ながれ ながされ どこから どこへ

緩やかな 風が 頬を 擽った
ゆるやかな かぜが ほおを くすぐった

優しく やさしく

優しい風に 背を押されて 前に進んだ
やさしいかぜに せをおされて まえにすすんだ

##時に流されながら

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「逃げ出したくて」語った 訳を考えた

言い訳だった

あれこれ 理屈で こね回して
言葉は 装飾されてた けれど・・

言い放った コトバの
凡てが 言い訳だった

##逃げ出したくて

生きてきた 凡てを
否定 されたくなくて

無理矢理 こじつけて
肯定する理由

吐き出し続け 自己嫌悪

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「狂人は 狂人の儘で」僕は 狂ってる
そんなこと わかってる

狂いたくて 狂ったんじゃない

普通って云う 言葉は分かっても
いつでも 君の普通を 探って生きてきた

ひとクラス 45人
いつも 44対1

その比率は 変わらなかった

##狂人は狂人の儘で

子供らしくない 子供は
大人らしくない 大人に成った。

##ボクはホントに人間

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「時空を越えて」届け この想い 時空を越えて
宇宙の果てまで 飛んでゆけ

もしも 僕を待っている 僕だけの君が
そこに居るのなら

いつか其処で 逢えるんだろう・・

だから 飛んでけ この想い

##未だ見ぬ君へのこの想い

お伽の国の 見知らぬ君まで 時空を越えて 飛んでゆけ。

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「無意味の創造者」僕は 透明なのだろうか

凡ての人が 僕を 通り抜けてゆく

自由 廃退 虚無 虚構 愛 平和・・・
どれも これも 同じ言葉に 見えてきた

それぞれは 意味のある 言葉だった
それなのに 人 と云う フィルターで
濾過された 途端に 変容する

##無意味の創造者

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「もう 連絡してくんな」揺れる ゆれる 心が ゆれる
あっちへ フラフラ こっちへ フラフラ

戻る気 ねえなら
連絡すんなって 言ったよな

もう 誰とも 付き合う気ねえ
なんて 言いながら 三年も振り回して

だから こいつに 決めようって
考え始めたとこ なのに・・

##連絡してくんな

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「俺の所為で病気になったって云う」あんなに 苦しめられたのに・・
ふとした時に 思い出す

誰かと一緒に歩こうと
歩み出す度 見透かすように
連絡をしてきた あいつ

死ぬほど好きだったから
もう連絡しないでって
お願いだから・・

##俺の所為で病気になったって云う

最後の電話は 病院からだった。

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「孤独な怪物」誰かに向けたウタは 響かない
誰かのためのウタでも 自分に向けて描く

だって 他人の身になってみたところで
きっと 的外れだろうから・・

自分が 響くウタなら
きっと 幾人かの 心に響くハズだろ

万人に同時に 響くことなど 無くとも・・

##人は孤独な怪物なのさ

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「心のバリアを 打ち破れ」己の馬鹿さに 嘔吐を吐き
自由気ままに 生きながら

自由気ままな 彼奴に嫉妬する

自由気ままも ひと それぞれ
コンフォートゾーンと云う 檻の中

抜け出せなくて 崩壊する

##自由という名の不自由

熱い思い 迸らせて
安全柵を 乗り越えて

心のバリアを 打ち破れ

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「心にディストーションが」寂しい とか 虚しい とか
なんとも言い難い この感情は
何処から湧いてくるのだろう

そんなもの 誰も求めちゃいない

やり切れなくて 叫んだら
余計に 虚無感が増幅されて

心にディストーションが かかってしまった。

##EmptinessAndHeartache

ウォーーーっ!

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「夢追い人の街」夢の海を 泳いでた

周りは なにも見えなかった
真っ直ぐに 前だけ向いて

その街は 人混みで 溢れてたのに
いつも 閑散としてた

見えない明日に 戸惑い乍ら
ビートに合わせて 腰を振り

裸電球 灯して
流しで 身体を洗いあう

夢が追い越してく街

##夢追い人の街