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検診は必ず受けましょう

今日は一年に一度の乳ガン検診へ。


12時予約。


診察していただけたのが13時45分頃。


さらにそこから検査まで30分ほど待ち、終わったのが15時近くになっていました。


持っていった本、1冊読み終わりましたよ。


でも、これは私にとって大切な検査。


5年前の夏に受けた人間ドックで「胸のエコーやったことありますか?」と。


マンモはやっていましたがエコーはやっていなかったので


「じゃ、今日一緒にやりましょう」と。


軽い気持ちで受けたのに結果を聞きに行ってビックリ。


「影が映っているので再検査してください」


えーーー?


その 病院のすぐ近くに乳ガン専門の病院があるのですぐに予約。


MRIを撮った結果、影は問題なかったのですが他に問題が。


右胸に5ミリほどの小さなしこりがあると。


なぬー?


そして不思議なことにマンモにもエコーにも映らないと。


どういうことよ?


マンモやエコーで映ればそれがどんなものか調べられるらしいのですが、


私の場合、MRIだけにしか映らないと、まず保険がきかないから高額になるって。


そんなのどうでもいいから調べて欲しいとお願いして放射線科の先生と打ち合わせ。


ところが、今度は場所が悪いのでMRIを撮りながら針を刺すことができないって。


で、で、じゃあこのしこりはどうなるの?


その時点ではまだしこりも小さかったですし、もし大きくなるようならマンモやエコーに映るかもしれないからその時まで様子見と。


スッゴいモヤモヤ。


こんなこと、娘たちにも親にも言えませんでしたが


主人にだけは話しました。


大して重大に思ってなさそうなところにカチンときて「二度と相談しない」と心に誓った記憶が。


そんなモヤモヤを抱えたまま夏の家族旅行へ。


その年はよりによってグアム。


心の中で「私はもう来年はいないかもしれない」「ベッドに寝ているだけで動けなくなっているかもしれない」と考えるとこっそり泣けてきて。


その時に何気ない日常がどれだけしあわせか痛いほど身にしみました。


ごはんを作れるしあわせ。
送り迎えが出来るしあわせ。
洗濯が出来るしあわせ。


道行く人たちがみんなしあわせに見えました。


もし、入院することになったら母に来てもらうしかないので


どこに何があるのか分かりやすいように断捨離もしたなぁ。


もちろん身の回りも。


グアム旅行は笑っちゃうほど毎日豪雨で外に出られず。


最終日だけ晴れたので


近場の観光。


教会のステンドグラスが素敵だったのを覚えています。

笑顔を覚えていて欲しくて


ずっと笑顔を意識していたなぁ。


あれから5年。


毎年検診に行っています。


昨年の検診ではしこりが少しだけ小さくなっているかもと。


毎年やっていたMRIも今年からはしなくていいよって。


相変わらずしこりが何なのかわからないままですが、


おかげさまで何も変わらずピンピンとしております。


みなさん、自分のためにも、大切な人のためにも、


検診は必ず受けてくださいね。


それにしても5年前の主人を思い出したら


急に腹立ってきた。

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