個性の身に付け方。
今回は【絵の個性】のお話を。
有難いことに私の絵は個性的と評されることが多いです。
真似が苦手で人と同じが大嫌いな天の邪鬼なので、自然とそういう方向へ進んでいました。
4年前に絵を描き始めた時は「とにかく描ければいい」と思っていて、絵柄だ個性だは全く考えておらず。
それからも写実的な絵柄を試したり漫画寄りに戻したりとフラフラフラフラ。
ようやく【自分らしい絵】かな?と思えるようになったのは昨年くらいからです。
3年間の紆余曲折がようやく血肉になったのだと思います。
つまり、【個性】は一朝一夕で身に付くものでは無く、誰かに教えて貰うものでもありません。
「好き勝手に描き続けていたら個性的になっていた」という、結果論です。
内から自然と滲み出るもので、思いつきで奇抜なものを描いてもそれは個性ではありません。
しかし、自分の欲望に正直(ここ大事)に描き続けていれば必ず身につきます。
【流行りの絵】が描けない、描きたくないという方。
とても好きです。仲良くなりたい。
流行りの絵はアップデートを怠ればいつか流行遅れになりますし、飛び抜けて上手くなければ【その他大勢】で終わります。
【個性的な絵】はチヤホヤされませんが流行りや技量に左右されないので、しぶとく生き延びます。
結局、最後まで戦場に立っていた者が勝ちです。
勝ち負けではないのですけど、気持ち的に。
共に泥臭く生き延びましょう。
余談ですが、絵柄に個性が出てからの方が版権ものも描きやすくなりました。
昔は自分の絵柄が無い上に模写も苦手でしたので……。
最後までお読み頂きありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?