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陰口は避けよう

こんにちは。中小企業診断士HOKU塾の「U」、牛屋が担当します。

開催まで二週間を切ったセミナー告知をさせていただきます。

『若手・新任リーダー必見!課題すっきり解決!コミュニケーションセミナー』
  ~ まわりの見る目が変わる!コミュニケーション術教えます ~
 日時:2021年7月31日(土) 午後1時~午後4時30分
 場所:としま区民センター 504会議室
  池袋駅東口より徒歩7分

セミナー詳細、お申し込みはこちらのURLからお願いします。
https://www.kokuchpro.com/event/f316634a118bd4f6c5a2d29a3c5fb67c/

セミナー開催日は緊急事態宣言の期間内ですが、予定通り会場にて実施いたします。感染対策を徹底した上で開催しますので、みなさまのご参加をお待ちしております。

では、本日のテーマに入ります。

前回良い警官・悪い警官の話をしたときに採用面接の良い警官について触れました。今日はこれについて詳しく書きます。

企業の採用面接でも役割を分けているパターンがあります。優しい担当者だからといっても、ついつい自分を必要以上にさらけ出して恥をかかないように致しましょう。〜前回の私の記事から引用〜

これはどういうことでしょうか。

警官役は、悪い警官だけが演技してるわけではありません。良い警官も演じているのです。むしろ良い警官の方が情報を引き出そうとするベテラン採用者かもしれません。だから、採用面接で、採用担当者がとてもフレンドリーで理解してくれる人だったとしても、不必要に前の業界や前の会社への陰口を叩くべきではありません。

例えば、あなたの採用面接において採用担当者の感触が大変良く、合格手応えがあったとします。その時に採用担当者からこんな事を言われたらどうでしょうか。

採用担当者「いやあ、あなたはとても能力があると思います。偏見だったらすみませんが、あなたの前の業界って残業多そうだし、上下関係も厳しそうですよね。顧客クレームも多そうだし、さぞ大変だったかと思います。あなたの高い能力も活かせなかったんじゃないですかね。」

この時あなたはどう答えるべきでしょうか?

あなた「そうなんですよ。残業が多い割には給料が安くて、サービス残業ばかりでした。業界が古いせいか上下関係も必要以上に厳しく、それでいて上司は助けてくれないので顧客クレームも一人で対応しなければならず、大変でした。」

どう思いますか?陰口は本人がいないところで言うアンフェアなものです。それに、あなたの話が本当かどうかは多方面で見てみないとわからないものです。また、陰口を叩くと言うことは、話している相手だって「(自分がいないところでは、自分の陰口も叩いているのでは?)」と感じさせる可能性が高いです。

採用担当者は本当に仲の良い味方でしょうか?友人と酒を飲みながら話すならば良いですが、採用担当者は友人ではありません。あなたがどんな人間かをみているのかも知れません。注意した方が良いでしょう。

先程の返答は、このように話してみてはいかがでしょうか。

あなた「はい、上司は私にやりがいがある仕事を任せてくれていたので、残業は確かに多かったですが気づきを多く得られました。上下関係がしっかりしていた分、上司の責任感はとても強く、部下へ任すものはしっかりと任せていました。顧客クレーム対応では、直接顧客と接することが出来たので、次に生かせる意見を直接得られました。この経験で御社へ貢献できると思っています。」

実態はどうであれ、とても前向きに聞こえるようになったと思います。陰口があなたの目的となることは無いはずです。目的でないなら陰口を言う必要はありません。本来の目的は常に意識しましょう。

明日はHOKUのメンバー「H」が担当します。

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