休日

ヌッと右耳から入って、脳に引っかからずスルッと左耳から抜けていくものを書きたい

休日

ヌッと右耳から入って、脳に引っかからずスルッと左耳から抜けていくものを書きたい

最近の記事

折り畳み傘は本当に必要なのだろうか

 こんばんは、最近一人暮らしを始めた休日です。 久しぶりの更新になります。あいも変わらず今回もくだらない内容ですがご容赦。センター現代文のような、著者の伝えたいものを読み取ろうとしなくて結構です。そんなものありませんので。  さて、タイトルの通り今回は折り畳み傘の必要性について語る。この地に爆誕して早20年、僕は折り畳み傘をジミーと名付け、何時でもジミーの活躍っぷりを見せびらかせるために携帯してきた。そんなジミーも骨折し、ときには大破損、更には別れも告げずに去ってしまうこと

    • ○○人間コンテスト

      高校の部活動で、川沿いを走っていた時の話だ。一周7キロの周回ルートを数人で駄弁りながらこなしていた。誰かがこんな事を言った。 A「○○(部員)ってポケモンだとなんだろ?」 僕「タツベイじゃね?」 B「カモネギだろ」 A「ならヨーギラス近くね」 僕・B「あぁ〜」 僕「じゃあ俺はなんだろ」 ・・・ 僕「イワークか?」 A・B「イワークじゃん」 デカくて、鈍足で、頑丈なのに攻撃力ポッポ、岩タイプで、捕獲率低くて…。 自分でイワークと言ったが、あまりにも的を得ていて傷ついた話

      • 誕生日プレゼントの課題と解決案

         こんにちは、今更ながらポケモンgoに熱狂するも、既に安定期に入った休日です。 皆さま、誕生日プレゼントを贈ったことはあるでしょうか。毎年、パートナーの誕生日が来るたび、頭を抱える方は数知れずと存じます。おまいらは除いて。 さて、かく言う僕は陽の当たる学生生活を送って来なかったためか、誕生日パーティやバレンタインなるイベントにご縁はありませんでした。さらには中学生活以降、「人の誕生日を覚える」脳の機能が衰えてしまい、すっかり他人の誕生日に興味を失ってしまいました。小学生から

        • 下痢戦争 in梅田

           時折、私達は人知れず戦っている。街行く人。今すれ違った人。あとお前!そこのお前!!おいお前も!!!そう、下痢はいつだって私達の側に居て、隙を狙って襲ってくる、恐ろしいやつだ。 だが、私達が最終防衛ラインを決壊させたことはあるだろうか?少なくとも私は、公衆の面前で花火を打ち上げたことはない。実際、私達の戦績は良いはずだ。それでも尚、いつも私達は善戦を強いられる。何故だ。それ程に奴らは強敵であるのか? 否、私達はアクシデントに弱いのだ。例えば、修学旅行の集合時間に遅れた人がいる

        折り畳み傘は本当に必要なのだろうか

          俺の好きなものを満足するまで書く

           こんにちは。最近、8年間使用したスマホから機種変更した休日です。 突然ですが、皆様のご友人の好きなものはご存知でしょうか?ゲームタイトルや音楽など、様々なコンテンツがある社会で、人の数だけ好きなものは存在するでしょう。そんな現代で、我々は自身でコンテンツを選ばなければなりません。 私は、生きる意味を「面白いものを知ること」だと感じています。言い換えれば、「死ぬまで楽しいことに執着して、最後はそうしたい」となります。しかし、時間は有限です。どんなものでも、選択して選ぶ取らなけ

          俺の好きなものを満足するまで書く

          2023年を振り返る

           こんばんは、J・K・ローリング・フルスロットルです。 バイト中にふと思ったんです。「今年何したんだろうなぁ」って。なので、今年1年を振り返ろうと思います。当然ですが、個人的な話なので、特別僕に興味がない人には、見る価値のない文章が流れ込んできますので、この文章でタイピングの練習でもして、いいねして去ってください。 *中身は書きたいものだけ追記していきます。 1月  正月  [計画性0] 温泉入りながら日の出見ようぜ!  正月からバイトのシフトを入れている自分を恨んだ俺が

          2023年を振り返る

          2023年、初詣

           2023年始、男友人と初詣に行った。 その友人とはよく遊ぶ仲で、互いに暇人を求めた結果、一緒にいる時間は長い。 当時、俺と友人は彼女が居なかった。 友人は特に異性に対する欲が強く、俺と会うときは彼女を欲しがるか、ちょっとした愚痴を話すだけ。そんな関係だ。 毎年、その友人とは初詣に行っていた。 しかし、今年は一味違った。俺の彼女欲しい欲が強かった。理由は省くが、色々あったのだ。 深夜2時。深い信仰も努力もしてない俺たちは、酒を飲み歩きながら家系ラーメン屋に向かった。

          2023年、初詣

          発話限度

          言葉には不思議な力があると思う。 脳みそで導き出した意味や音を舌に乗せ、我々は言葉を伝えることができる。 人間に与えられた、言語を用いた会話という能力は、幼少期の私を魅了させた。犬や猫は鳴き声を用いて威嚇する。しかし、私からみれば、それは態度、つまりボディランゲージに過ぎないと考えていた。 言葉を覗くと、美しく、延々と広がる草原を想像させた。池もある。まるでゴルフ場だ。あの道路から見えるゴルフ場は、いつも無駄に広大に見える。しかし、言葉に広がる草原の広大さに対しては、無駄な

          発話限度

          IQ

          私のIQは502,825だ。 しかし、IQとは難儀なものだ。 IQとは即ち、頭の良さを診断し、数値化したものだ。 友人に、こう言われたことがある。 「俺、IQ138だったわ。」 私は友人に、こう返した。 「一の位まで覚えているあたり、よほど自信に思っていそう。」 私はIQが嫌いだ。 何故なら、自分の頭の良さを数値化してしまうと、そこに限界を感じるからだ。 我々が身長や体重で一喜一憂するのは、簡単に数値を変えられないからだ。 だから、私はIQを測ったことがない。 私のIQ

          傘を盗んだ男 3(終)

          傘立てに俺の傘はなかった。 何度見てもなかった。紺色の、そろそろ買い換え用としていた、デートなら引かれるであろうほどの汚ねぇ俺の傘。 当時の俺はまだ知らないが、23歳の俺には分かる。最終的に、俺の傘はコンビニの傘立てにあった。 …誰が盗んだんだ?ビニール傘売っとるやろ、忘れたなら買ってけよな…。 コンビニから家まで1kmちょい。走って帰ってもいいが、貸与PCが水没でもしてみろ。傘を盗んだお前に呪いを貸与してやる。それに、盗まれた俺が買うのも癪だし。さて、どうするか…。

          傘を盗んだ男 3(終)

          傘を盗んだ男 2

          「傘を差す」だとわかったところで、コンビニが目に付いた。 そうそう、最近ハマってるソシャゲ用に課金しとかねぇとな。 スマホに入金するときはいつもコンビニでプリペイドカードを買うようにしている。勿論、口座やらに引き継ぎ出来るならそっちの方が楽なのは分かるが、課金頻度が少なく、色々と登録するのが面倒な為、課金するたび足繁くコンビニへ通っているのである。 傘挿しに傘を挿し…、傘立てか。傘立てに傘を立て、コンビニに入った。 どう考えても「立てる」って感覚じゃないよな。傘立てを使う

          傘を盗んだ男 2

          傘を盗んだ男 1

           チャリンコの「ンコ」に不思議な魅力を感じることがある。「自転車」と言うより、「チャリ」と言う方が音が少ないため、より楽に、コンパクトに、言うことができる。しかし、せっかく「チャリ」とコンパクトに収めた自転車も、「チャリンコ」と呼ばれては些か心外であろう。 『"チャリンコ"?だったら自転車って呼べよ!』 と思うに違いない。「アリンコ」に至ってもそうだ。「アリ」でいいのに、「アリンコ」と言う。  いや、口ずさんでいるのかもしれない。「チャリ」と読んだ際、口がイの形になる。この、

          傘を盗んだ男 1

          呼吸のように言葉を飲み込む

          こんにちは。休日です。 新幹線の自由席に乗って、新大阪に向かっています。暇だったので、駄文を書きました。途中ですが、キリが良かったので投稿します。タイトルの言葉は、嘘を意味します。本当です。信じてください。 人生をカくカタらん function、fiction 幼少期 ・幼稚園  入園候補の幼稚園を見学しに行った。それはそれは多種多様であった。坊っちゃん嬢ちゃん格納庫もあれば、だだびろいドックラン、冷蔵庫で悲鳴をあげる氷。白明。私が入園したのは、鼻垂れ坊主が行くようなと

          呼吸のように言葉を飲み込む

          レインボーデニム育成記1

          10/6 1日目 デニムを履く、育てていくことの違い デニムを履いた。腰回りが少しきつい。特にボタンフライを締めるとき、生地が硬く感じる。店員さんによると、これから身体に合わせて柔らかく伸びていくとのこと。色落ちも楽しみだが、フィット感も楽しみだ。 デニムを履いて、デニムを吊るす用のハンガーを購入しに自転車を漕いでいたときの話だ。 ふと、どうやってデニムを育てればいいのだろうと思った。インターネッツ諸先輩方は、仕事が休みの日に履いて育てていると聞く。まぁそうだろうな。中年

          レインボーデニム育成記1

          レインボーデニム育成記0

          どうも、こんにちは。休日です。 お久しぶりですね。色々メモに書いてはいるのですが、noteに載せるものがなくて更新していませんでした。 話は変わりますが、数ヶ月前に投稿した「なるべくしてイケおじになる1」のお話はお読みでしょうか?今回のお話は、こちらのものと非常に近いものがあります。読む価値は然程もないですが、読むと理解(笑)が深まることでしょう。 さて、今回のお話「レインボーデニム育成記0」は、来年就職を控える金なき大学生が大枚叩いて購入した"レインボーデニム"の行く末を

          レインボーデニム育成記0

          北の大地へ

          目が覚めた。 彼女はゴミ出しに行ってるらしい。 「今日も今日とて仕事か。…起きよ。」 「ゴミ出しありがと。」 「ううん。今日は寒いらしいから気をつけてね。」 「うん。行ってくる。早く帰ってくるね。」 仕事から帰ると、家には誰も居なかった。人が居た空間だと思えないことに、我ながら強い違和感を覚えた。 「え……?」 やけに声が響いた。 「何があった…?あいつは大丈夫なのか?いや…、もう眠い。布団布団…。」 そのまま俺は布団をかぶった。

          北の大地へ