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好きな場所に出会えた体験。尾道ワーケーション&ツアー2020レポ*3日目

尾道ワーケーション&ツアー3日目。

あっという間のツアー最終日です。この日楽しみだったのは、尾道商會(おのみちしょうかい)さんによる「まちあるき」イベント。その後は各自ランチ→振り返り会→解散という流れでした。

というわけでアンドウの3日目の様子をお届けします。

旅館(本郷駅)〜尾道駅

寝坊。

土地鑑がまだなかった、というのは言い訳。
本郷〜尾道の電車の本数が異様に少なくて!っていうのも言い訳だな。
一番現実的な電車で向かっても6分遅刻が確定。ちーん。
泣く泣く市役所の…じゃなかった、尾道商會の奥さんに連絡して、途中から合流させていただくことに。

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朝の本郷駅。のどかですね。

おのみちまちあるき

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遅刻しつつもなんとか合流して、尾道駅の北側へ。
自由参加にもかかわらず、まちあるきにはほとんどのツアー参加者がいらっしゃっていたと思います。

千光寺山頂のロープウェイ乗り場をめざす形で、奥さんの解説を聞きながらひたすら登ります。

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ネコノテパン工場。
なんと私、尾道のことを知るずっと前からネコノテパン工場のことは知っていたんです。メールボックスをサルベージしたら、2012年に会員登録していたことが判明。まさかこの足で訪れることができるとは。会いたかった!
(まだ開店前でした。でもまた絶対に行きますね)

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LOG。https://l-og.jp/
「公園としてカフェや庭を思い思いに過ごしてくださいね」というオープンかつ洗練された宿。

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とても素敵な空間に、一同テンションが上がる。
1階にあるお手洗いが素敵なのよ!と参加者の方に教えていただき、覗いたらどこが個室?というくらいシームレスで機能的でものすごく素敵でした…(うまく説明できない)

たとえば尾道に移住したとして、東京に住む家族や友人にこの宿をおすすめしたいと思える場所でした。(自分ちには泊めないんかいw)

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尾道で素敵なのは、ねこがたくさんいることですにゃ〜

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風景のなか、少しだけ目を凝らすとだいたいねこが見つかる。

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この画角、よく観光パンフレットで見るやつ!
とても気持ちの良い秋晴れに恵まれて、一同息を切らしながらも頂上をめざします。

ちなみに、途中で奥さんからおのみちクイズが出題されました。正解者には景品があるとのこと。小さい子どもたちがいたにも関わらず空気を読まずに瞬時に挙手→正解した私です。(ごめんなさい!)
でも当たってうれしい〜〜。夫婦でクイズ番組が大好きで、鍛えた甲斐がありました。伊沢押し。

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景品は尾道商會のバッジ!おしゃれ!(奥さんのオじゃなくて尾道のオ)

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山もあって海もある尾道。こんな景色は人生で見たことがなかった。

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ちょうど紅葉がきれいな時期でした。ロープウェイ乗り場まで後少しといった山道。ぜえぜえいいながら登山。そして頂上についてからはしばし休憩。

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ロープウェイ乗り場の近くには超絶リラックスモードのにゃんこが。
人が隣に座ってなでても、好きになでさせる心意気がかっこよかった。

ロープウェイで一気に下山して、みんなで街を少し歩いて、お昼ごはんどきになって一旦解散。下山したら撮影隊が待っていてくださったんですけど、それがなんと尾道のオンラインウェビナーに出演していらした平川さんとKANOCOさんでした。

KANOCOさんには事前にTwitterで向島サイクリングのコツなんかを伺っていたのでお会いできてうれしかったー!

ランチ〜振り返り会

尾道での最後のごはん。
「さあ、何食べよう」とギラギラした気持ちでスマホをにらめっこしていたら、県庁・地域力創造課のゆっこさんが「アンドウさーーーんお昼一緒にどうですかーーー!!」と追いかけてきて、声をかけてくださいました……!

ゆっこさん(勝手にそう呼ばせていただく)は、このツアーの交通費申請のメールやりとりから親しみがあって、はつらつと明るい魅力が素敵な方でした。(そして私がひとりで参加しているのを気にしていてくださったのかもしれない。)

ゆっこさん、コーディネーターの酒井さん、三次市の山元さん、私という、私どんな立ち位置ですか?みたいなランチ会に。いやすごくうれしかったんですけど。

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BISTRO TAKAGAKI。
商店街にあったとてもあたたかみのあるレストランでした。ランチメニューからカツカレーを注文したのですが、今度フレンチを食べに来たい。それこそ、関東の友人や妹を連れて。

広島県に精通しているみなさんのお話が自然な形で間近で伺えたの、すごーくラッキーなことでした。たとえるなら、英会話を習うのに生徒1人:先生3人ってことですからね。

尾道にいるあいだ、東京にいたときよりもたくさんの人としゃべっている自分に驚いたりしました。仕事していればコミュニケーションはとるけれど、休日、旅先でこんなに人と接することが今まであまりなかったもんだから。

振り返り会・解散

ONOMICHI SHAREで、ツアー最後の振り返り会。

ひとりずつ、このツアーでよかったところや改善点などを発言していきました。そこで、そういえば最初に自己紹介をしあっていなかったなと気づく。それでも3日同じプログラムを過ごしていたら自然と顔なじみになって、会話ができるのがうれしかった。3日目に急激にお話できた方もいて、名残惜しい気持ちになったりもした。

このツアーの工程中にもう物件を決めた方もいて、その行動力に圧倒された。私も早く夫に尾道のことを話したい。そんな気持ちでツアーを終えた。参加できてよかった。

福山駅〜東福山駅→東京駅

解散後は、せっかくPCを持っているから少し仕事したい&一刻も早くアウトプットしたいという気持ちから、福山駅のドトールへ。

わーっとメールを返信しわーっとnoteの下書きをして、急いで東福山駅へ。

東福山駅から出発する夜行バスで東京駅まで帰りました。夜行と名のつくもので眠れた試しがないけれど、頭が冴えていたこともあってじっと考えたりアウトプットする時間が否応にも持てたのはとてもよかった。

夜行バスで書いたレポートの前文です▼

東京駅〜家〜仕事へ

これはもう後日談。

東京駅に着いて、人身事故で遅れ気味の総武線で家に帰り、シャワーを浴び、3日ぶりの夫と少し移住について話し、そのまま会社に行きました。これが月曜日のこと。その一週間はいろいろと怒涛で飛ぶように過ぎていったけれど、尾道でみた景色はずっとまぶたの裏に焼き付いていたな。

今は、とにかく夫に尾道を見てもらいたいなという気持ちです。

まとめ

尾道ワーケーション&ツアー2020に思わず参加させていただき、大げさと思われるでしょうけれどこれからのことについて大真面目に考えてしまいました。もともと東京を出たらどんな生活になるんだろうと考えることが多かったので素質はあったのかもしれない。けれど東京以外のことを知らなさすぎて、その解像度は低いままだったんです。

尾道のすべてを知れたわけではないんですが、こんなに住人に愛される地域ってなかなかない。みなさん「ここが好き」という思いがまっすぐで、心打たれてしまいました。またここに会いに来たいと思える人にたくさん出会えたのは、幸せだったな。

時代とともに、生き方だってどんどん変わっていくもの。
いろんな生き方があるし、いろんな働き方がある。
失敗も後悔も当たり前。
むしろ自分の選択で、痛い目をみたり後悔したりして、こんな大人になってからでも皮膚をかたくしていきたいなとすら思う。

自分で「〜したい」と思ったらそれをめざしてみてもいいんだよな。というか、やってみればいいんだよな。そんな当たり前のことに気づくことができた旅でした。


一緒に飲みましょう。