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移住の決意から引っ越しまで。移住までの過ごし方 #3

「広島に移住しようと思う」

久しぶりの電話で母にそう伝えたら泣かれてしまいました。苦笑

結局は納得してもらえたし、たとえ納得されなくても私の人生だしマインドで無理やり決行していたと思うんですけど、親ってこういう反応するんだな〜という振り返りを含めて移住の報告や移住までの仕事環境、そのほかの準備などについて書いてみようと思います。

家族や友人に移住を報告

・私の家族へ

実家は東京にあるものの、中途半端に遠いエリアにあるからしょっちゅう帰るわけじゃないし、そんなに頻繁に会うような仲良し親子でもなかったんだけど。

「本当に住んでみたいって思える場所が、初めて見つかったんだ」
「自分が知らない場所で生活できるか、試してみたいんだ」

そんなことを懸命に説明して、前向きに生きていることをなんとかわかってもらって納得してもらいました。

・夫の家族へ

コロナでなかなか会えない状況だったのでLINEでご報告。「なんでまた?」とは言われたものの男の親だからか(?)こちらはあっさり。

・妹へ

妹にはもともと移住をしようか迷っているときから伝えてあったので、「まさか本気だったとは」と驚かれたものの、いいね!頑張ってね!のスタンスで送り出してもらえました。また引っ越しの手伝いも買って出てくれて、実際に転居の際にはねこを一緒に運んでくれるなどしてとても助かった。

・友人たちへ

本当なら仲の良い友人とは近況報告がてら1人1人と会って直接伝えたかったんだけどそんな時世じゃなかったため、LINEをしたためました。永遠の別れではないものの気軽に集まれなくなるので、本当は会っておきたかった。ほかにもFacebookなどでもご報告。

「コロナが落ち着いたら遊びに行くね!」

もはや常套句になってしまったこの言葉。だけど「本当に遊びに来てね」という気持ちで1通1通お返事しました。

小学生だったとき、一番仲の良かった友達が転校することになって、今となっては信じられないくらい泣いた。もう会えない、遊べない。いつまでもメソメソと。でも今は違うはず。

引っ越し日までの仕事環境

仕事環境の整理もしておきたくて、2020年11月に正社員として働いていた仕事を退職。引っ越しまで、準備やフリーでの活動に費やすつもりでした。

……なんだけど、良い縁に恵まれまして。1か月半という超ド短期で、とある上場企業のメディアに編集ライターとして参画することに。

月〜金フルタイムの派遣社員。時給良し。環境良し。やってみたかった分野だから楽しい。厳しくて辞めてしまう派遣社員がいたと聞いていたのでビクビクしていたものの、担当してくれた社員の方はただ物言いがハッキリしているだけの尊敬できる人だったし、繁忙期要員だったのでかなり忙しいかなと思っていたけれど、残業時間を削減するのために各部署で工夫してアイデアを出し合うような超ホワイト企業だったので気持ちがものすごく穏やか。

ある程度裁量をもたせてくれたのもありがたかったし、聞いていた業務以外に携われたのも(私は)ものすごく楽しかった。どうやら契約以外の業務を嫌がったり、規定でグレーな部分もあるとかなんとか聞いたけれど、だって普通に働いていたら、知らない会社の業務になんて一生携われないじゃん!

移住前にこの経験ができたの、ものすごく充実していたという意義を含めて自己肯定感的にも良かったと思う。

そのほか、フリーランスとしてはクラウドソーシングサービスでどれくらい受注できるかや実働に対する報酬の割合を実計算してみたり、応募できるメディアを探したり、休日には取材にでかけたりしていましたね。

そのほか引っ越し準備

ガス、電気、水道、ネットの解約と新居での開通手続き、ねこ用の航空券を取るなど、引っ越しにまつわるいろんな準備を進めました。東日本と西日本では、生活必需系インフラの手続きも全然違うんだということにいちいち驚いたりして。今まで当たり前のように全部の支払いをカード払いにしていたけれど、カード支払いに対応しているところが少ないとか、そんなところ。

この頃の日記には「疲れがたまってとれない」「眠い」「暗雲立ち込めている」など不穏なワードのオンパレード。

楽しかったとはいえ、フルタイムで会社員+フリーランス+引っ越し準備(+転職活動)は思いのほか大変で、爆発しそうになることも多々。

でも、東京でできることを全部しておかないとと思っていて。

疲れはありつつも、大好きなお店を巡って食べ納めをしたり派遣先でも仲良くなった社員の方に新宿のおいしいお店をたくさん教えてもらうなどして、東京生活を楽しみました。地元・亀戸での食べ納めもしたしたくさんテイクアウトも楽しみました。

2021年
1月29日(金)派遣最後の日まで走りきって達成感。
1月30日(土)引っ越し大詰め+地元の人とちょっとだけうちで宅飲み。
1月31日(日)妹や友人が朝から駆けつけてくれて引っ越し。
2月1日(月)荷物が届いて生活がスタート。

移住は、自分にとって一大決心でした。

移住しても水が合わなくてすぐに帰ってくるかもしれないしなと常に頭の片隅では言い訳めいたことを考えながらも、しばらく東京には帰らないんだろうななんて確信めいた気持ちもあったりして。

そんな逃げ道を残しておきたいくらいにこれからどんな生活が待っているのか全然わからなかったから。

ただこうして振り返ってみると、無計画ながらも情熱と勢いにまかせながら効率的に動けたんじゃないかなと自画自賛。

後ほど、移住までにやっておきたいリストもまとめようと思います◎

一緒に飲みましょう。