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古本屋のつれづれ日記archive-2019年8月

ブログから日記を転載(4)

夏休みとか。2019年8月の日記です。

8月某日
句会の会場である横川のギャラリー「カモメのばぁばぁ」のリリさんが、先月末からフランスに語学留学に出発されたらしい。
秋に帰って来られるそうだが、すごいなあ。
フランス語どころか、英語も覚束ない身としてはただうらやましいの一言である。
今月に入って少しずつ秋以降の予定が入りつつある。
決まっているのは10月のカジル古本市だが、その他の予定も。気をひきしめて臨みたい。

8月某日
今年のお盆休みは5日間いただくことにした。
その間、先月書いていたバックヤードの棚設置をすることに決めた。どうにも本の納まり方が良くないので、どうにかしたいところ。うまく行けばいいのだが。
お客様から依頼されていた全集を、紆余曲折あってどうにか手配出来た。店としては大きい方の仕事なので、無事に手配出来たことが存外に嬉しい。あきらめなくてよかったと思うし、こんな小さな店を頼りにしていただいてありがたい。
Twitterまとめ投稿がブログに反映されていないことが判明。運営サイドにも色々あるようだが、なんとかしてほしいところ。
そういえば、Instagramに張ったWEBショップのURLも飛ばないみたいで。SNS関連は色々バグというか影響しあっているのかもしれない。


8月某日
この暑さは尋常ではない。日中、外を歩く人はほぼいないも同然でましてやこんな小さな古本屋に来る人もいない。
売上のことを考えると胃が痛くなるので、なるべく数字を見ないようにしている。
去年もその前もこうだっただろうか。夏のない国に行きたいものだ。
今月の句会報
http://riri28.blog72.fc2.com/blog-entry-3491.html
雑詠二句にそれぞれ点が入った。先月はボウズだったので、やれやれである。
9月は席題(その場でお題が出て即興で作るのです)なので、こわいけど楽しみ。
今月のお気に入り→かなかなや受け容れ難き添削案(新治さん)

8月某日
やっと夏休みである。この時期、帰省される方のために店を開けようかどうしようかと毎回悩むのだけど、わがままを通させていただくことにした。すみません。
初日、ホームセンターに行き棚を購入。翌日店で設置することになった。毎度付き合わされる家人には申し訳ない。感謝しております。休み明けは、恒例の夜営業がある。前回前々回とイベントを入れてみたのだが、いまひとつだったので通常の夜営業に戻してみた。時々しかできないけれど、もう少し家が近ければ毎日遅くまで開けたいところである。

8月某日
10月からの消費税値上げでレジを入れ替えるお店もあって大変そうだが、うちは関係ないみたい。そもそもテイクアウトがないからねえ。5%バックするやつも、財源は税金なので、これまた弱小古本屋にはご縁がない。
暑さのせいかぼやきばかりで申し訳ないですね、はい。
バックヤードの棚は、首尾よく収まった。早くするべきだったと反省しきり。棚の分も仕事仕事です。
以前の読売新聞の書評欄に、宮部みゆきが書評を書いていた「乗客ナンバー23の消失」を読みたくなった。海外ミステリー、しかもドイツ語の翻訳、大型客船上での行方不明事件と興味ある内容。
海外ミステリーはほぼ英語圏の作品しか読んで来なかったので、気になる。図書館で探すしかないようだ。

8月某日
秋の予定が埋まりつつある。季節は動いてるんですねー。
来年初めの企画展について、だいたいのところはまとまったけれど、展示サイドが不安な様子。
そこはどうにか広報を頑張るしかないな、と思う。不安なのはお互い様なのだ。
久しぶりの絵本カフェ。お馴染みの方と新規の方と、和気あいあいな雰囲気でとても楽しかったです。
10月のまちゼミに勢いがついた気がする。
「乗客ナンバー23の消失」を貸していただけることになった。
とてもありがたい。感謝感激です。

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