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460円で出会った謎メッセージ〜サウナリーマン日記第89話〜

一度は訪れてみたい場所。

誰にでも少し想像を巡らせれば
出てくるだろう。

サウナを趣味にしている私も、
この本を手にとってから
そんな場所を追い求めている。

この本の中で、テレビ番組
「サウナを愛でたい」でおなじみの
ヒャダインさんが取り上げていた
栃木県の宇都宮にある宝湯さんに
やってきた。

東京からちょっとした小旅行という
意味ではちょうどいい距離感だ。
以前紹介した南大門もあり、
餃子の店も豊富にある。

新宿駅から湘南新宿ラインに
ゆられて約100分で宇都宮駅に到着。
車を持たないで、ぼっち旅を
する身としてはありがたいアクセスさ。
JREポイントを使って、
グリーン車でやってきた。

宇都宮駅からはバスに揺られて
約20分。

昔ながらの銭湯の風景が
広がっていたよ。

薬湯の浴槽と
外気浴スペースがあっていい。
壁の風景画はおそらく地元の景色だろうか。
とても居心地がいい。

外気浴のスペースにて
大量にビート板みたいなサウナマットと
思われる物体が積み重ねられていたが、
施設のものなのか私物なのか
区別がつかなかったので
そのままに。

あとでサウナ室に入ると
マイマットを持参している方は
ほとんどいなかった。

おっと驚く注意書き

サウナブームが続くにつれて
マナーやモラルについての意見も
たくさんSNS等で繰り広げられるように
なった。

たとえば、

サウナに行く前に体を洗う

サウナ室に入る前には自分の体を
よくふくこと

水風呂に入る前にはかけ湯をする

それなりにサウナに行くことが
増えてくると、当たり前に
なってくるもの。

しかしながらやはりローカルルールというか、
個性豊かな発見や張り紙を
見つけるのも地方のサウナに
行く私にとっての醍醐味なのかもれない。

宝湯のサウナ室にはこんな文言を
見つける。
当然ながら写真は撮れないので
(これもマナーである)
正確な文言でないことはご容赦
いただきたい。

「陰部を洗ってから、サウナ室へはいること」

先ほども書いた通り、
サウナ室に入る前に身体を洗うことは
マナーであり数多の施設でその
注意書きを目にしてきた。

ただ今回私の視界に潜り込んできたのは、
「陰部」の文字である。

当然ながら、一般的な解釈では
陰部は身体に含まれるので
これを書いた方は意図的に強調した
かったことが読み取れる。

もし私がサウナを
宝湯しか知らなかったら、
何の疑問も持たなかったかも
しれない。

陰部を強調した理由は何なのか。
サウナ室に入っても
自問自答してしまい
テレビの音なんて全く入ってこない。

100キロ以上はるばる旅を
してきて、ととのうどころか
とんだ課題を突きつけられて
しまった。

番頭は女性の方だったので、
うっかり尋ねるわけにもいかない。

460円の贅沢を楽しみつつ、
結局思索の末の答えは出ず。

頭から煙が出そうなくらい考えたので、
あとは餃子をどこで食べるかに
頭を切り替えることにした。

さてどこの餃子を食べようか。

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ほーりーは
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