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【読書記録】DIE WITH ZERO

最近のビジネス書ではお金を貯める方法や積み立てNISAに関する本
が多く出回っていると感じます。
つまりお金を稼ぐ方法に焦点を当てた本です。

それに対してこの本は
「お金を使って経験を積もう」という本です。
今まではお金を貯めることを第一に考え、散財することがあまりなかった私にはこの考えは刺さりました。そのために読んでみました。

この本の言いたいことは
「老後に備えて過剰に貯蓄するのではなく、今しかできない価値のある経験に投資するべきだ」というものです。

いやそれでも、将来の治療費が心配です。という方には
漠然とお金を貯めるのではなく、老後に何円必要なのかはしっかり考えた方がいいです。
ほとんどの人がお金を無闇に貯めても、使わないことがほとんどらしいです…

それに、高額な治療を受けて、最後の数日をベットで過ごすより、
その大金を使って多くの経験を方が良いのではないかと考えさせられます。

非常に面白い考えを知ることができとても満足しています。

この本とても分厚いが、内容は同じ主張の繰り返しです。
読みたいところだけ読めばいいと思います。

学んだこと

・中年期には金で時間を買う
・健康には投資する
・自分に大体どれほどの寿命が残っているのか考える

言葉

金を無駄にするのを恐れて機会を逃するはナンセンスだ。金を浪費することより、人生を無駄にしてしまうことのほうが、はるかに大きな問題ではないだろうか。p19

金を稼ぐことだけに費やした年月は2度と返ってこない。ジョンは二度と30歳になれないし、子どもたちが赤ちゃんに戻ることもない。せっかく富を築いても、すでに豪邸に住んでいるし、欲しいものは手に入れている。p69

金に価値があるのは、それを使って”有意義な経験”ができるからだ。p136

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