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VOL.94 上司は部下の失敗の責任をとれ!

名ばかり管理職。世の中にはこれが多い。肩書きにこだわってるばかりで、今だに出世するために仕事をしている人を見かける。残念でならない。出世ゲームに勝つよりかは、人としてちゃんとありたい。今回はマネージャーとして大事な部分「部下の失敗は、上司が責任をとる」について書こうと思う。

部下が重要クライアントでミスをしてしまい、取引先・社内で大騒ぎになったとする。こんな時にダメな上司は、担当者に「何でこうなったんだ!すぐ謝罪してこい💢責任とれよ!あとで俺に報告しろ」と言ってしまいがちだが、これでは何の解決にもならない。むしろ社員はただただ落ち込んでしまいマイナスだ。私の考えはこうだ。

・冷静にヒアリング
・状況確認
・何故そうなったかを聞く
・クライアントはどういう見解なのか
・すぐに対応策を出す
・すぐに動く
・あとは俺に任せろ

文字で書くと非常にシンプルだが、大体の人ができない。なぜなら、人は怒られたくないし、謝りたくないし、自分のせいにしたくない。といった理由があるが、なによりも自分が世界で一番かわいいからだ。でも客観的に考えてみると、他人がやりたくない、できないことをするから価値が上がるはずだ。あなたしかできないから、上へと登りつめていくのではないだろうか?報酬が上がるのではないだろうか?ちなみに私は部下のトラブルを対処することが大好きだ。解決したら部下からの信頼度が上がり、チームの雰囲気も良くなる。そして自分自身の経験値も増え、対応能力が格段にアップする。これを繰り返すとクレームも怖くなくなる。

みんな人間だから、いざという時に助けてくれたり、尻拭いをしてくれる人に感謝する。教育、管理、方針の浸透、改善など管理職は自分以外のところでやることが沢山あるが、最も重要なことはピンチを乗り切ってくれる人間力だ。時間をかけて経験値を積み上げていくしかないが、体得できればものすごく大きな財産になる。

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