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65.将来は10年"しかない"と思ってしまう 10年間の行動が変わる10年の捉え方


先日、将来に漠然として不安を感じている知人の相談に乗っていて、
良い気づきがあった為、綴りたいと思います

将来を見据えるとなぜか
10年"しか"ないと強い不安を感じてしまう

自分はこのnoteを始めて、自分の希望を整理した際、
45歳で雇われ労働者を卒業し、経済的に自立すると心の中で決めています

45歳以降も働く予定ですが、
働く比率を下げて、大学院に行きたいと思っています

45歳まで約10年と思うと、
正直無理な目標ではないかと撤回しようと思う事もあります

これからもし出産したら、
45歳で本当に経済的に自立できるのか、
経済的に自立できるほどの収入を得られるスキルがあるだろうか、

行動する前からこんなことを考えてしまい、
漠然と将来への不安を感じることがあります

過去10年を振り返ってみよう

将来を考えると、あと10年"しか"ないと、
焦りを感じてしまう一方で、

過去10年に目を向けるとどうでしょうか?

10年前は、ちょうど大学受験に向けて勉強している高校生でした
当時も、自分が合格できる大学があるのか
漠然とした将来の不安を抱えていたことを記憶しています

どこの大学に行くかもまだわかりませんでした

結婚する気は無く、1人で生きていくために
大学院に行って学位を付けるのだと意気込んでいました

卒業後は化粧品関連の研究者になると思っていました

現状と照らし合わせると、
未来予想や人生設計は、全く一致していません(笑)

化学系の大学に行くという
4年先までは自分に将来のイメージは合っていましたが、
それ以降、まさか大学院に行かず、
IT業界へ入るとは思っていませんでした

全くするつもりの無かった結婚をし、
なりたくなくて必死に頑張っていた専業主婦にになりました

日本で生きていくこと以外考えていなかったのに、
海外で生活をし、
現地就職をしようと意気込んでいます

日本を出る事はほとんどないからそこそこで良いと思っていた英語を、
今必死に勉強しています

また、何が原因かもわからなかった自分の生きづらさに関して、
解決の糸口が見え、
ダメな自分を認めることが出来るようになりました

今まで怖くて、恥ずかしくて仕方なかった
失敗や挑戦を
臆することなく出来るようになりました

振り返ると、自分の不安や計画通りに全く進んでいませんが、
それでも過去10年間、とても沢山のことが達成できたと感じます

将来のことになると、"10年しか"と思ってしまいますが、
過去を振り返ると、10年は長いなと気づかされました

目標まであと"10年もある"と思えると不安も和らぐ

目標まであと10年しかないと思ってしまうと、
将来の目標の姿と、今の自分のギャップが大きすぎて、
つい焦ってしまったり、
漠然とした不安を抱えてしまい、
「自分にはどうせ無理」と諦めてしまいます

自分がこれまでメンタルが弱く、
自分の希望を叶えるために頑張れなかった時の思考です

でも、あと10年もあると思えると、
判断を焦ってしまう事が無くなる様に感じます

そうなると、目標の自分と、今の自分のギャップを冷静に捉え、
その為に何をしなければならないか、
実現可能な大きさのタスクにかみ砕く事が出来てきます

日々できる事は小さくても、
コツコツ積み上げていく重要性がわかるようになり、
周りと比べて焦る事も無くなります

もし、漠然と焦ってしまったり、
計画よりも数年遅れてしまったとしても、

将来の不安で諦めてしまい、
何も行動を起こさないよりは、
確実に自分の目標達成へ近づくことが出来るのではないでしょうか

あと、10年しかないと思うか、10年もあると思えるか、
シンプルな事ですが、
結果として大きな違いを生むことに繋がる
とても大事な考え方ではないかと思いました

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