オラフソンの澄んだ音

化学者のような風貌の
ヴィキングル・オラフソン。
澄んだピアノの響きに
曇った心も洗われる。

ひんやりと乾いた
そよ風が頬を撫でる。
オラフソンの生まれた
アイルランドの情景。

バッハの「前奏曲とフーガ」、
ドビュッシーの「選ばれし乙女」、
ラモーのクラブサン曲集、
モーツァルトの「幻想曲」‥‥。

最新アルバムはバッハの
「ゴルトベルグ変奏曲」。
偉大なピアニストが挑んだ
この曲をどう弾くのか?
年末の来日も楽しみだ。