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2023年に遊んだ全ゲームの雑感を書く(前編)

Steamが出してくれた統計データを参考にしつつ、2023年にプレイした全てのゲームを紹介……ではなくただの雑感を書いていきます。前々から持ってたゲーム等も含む。

数が多いので各作品手短にね。いいか、くれぐれも手短にだぞ。

①Dyson Sphere Program
「Factorio」系の自動化ゲー。2022年度末に購入して、年始になってもハマり続けていたゲーム。寝食を忘れて遊び続けたくなるほど面白かった。翌日仕事なのによく寝不足になりかけた。下記記事(サムネイルもゲーム画面)でも触れてましたね。

序盤は鉄や銅を集めて加工していき、技術進化を経て、最終的には太陽を取り囲むソーラーパネル球(Dyson Sphere)を作成するという壮大なスケールのゲーム。宇宙や各惑星のダイナミックな情景も魅力の一つで、美しさのあまり思わず作業の手を止め見惚れてしまうこともしばしば。マイクラの影mod好きな人には刺さると思う。北極点や南極点に立つと空が黄昏色ばかりで、昼や夜のサイクルが全然違うってことが分かる。

地上の工場地帯を眼下に初めて大気圏外へ飛び出す、貨物宇宙船とすれ違いながら真っ暗な宇宙を遊泳する、岩だらけの惑星に降り立って寒々とした景色に寂寥を感じる……と、進捗の随所で感傷的な体験が味わえる傑作。工場ゲーなのに。

グラの話ばっかだけど、ゲーム性も大満足な出来でした。自分で敷設したコンベアに滞りなく資材が流れる様を眺めるのは快感だよね。見上げれば宇宙、見下ろせば工場で、それぞれ違った美しさがある。


②リトル ノア 楽園の後継者
ローグライト2Dアクション。動かす度に主人公がやたら喋ってうるさい元気。プレイ毎にランダムな武器やレリックを取得して行くんだけど、結局炎か風か氷のどれか一つに寄せるだけなので、リプレイ性はやや乏しい。

同ジャンルで面白かった「Dungreed」「Dead Cells」に比べると、ちょっと見劣りかなーというのが率直な感想。決して簡単過ぎるとかではないんだけどね。


③Slay the Spire
デッキ構築型ローグライクの元祖にして頂点。ドハマりしたのはもっと前年だけど、2023年ではA20H(最高難易度の裏ボス)攻略と全実績埋めを達成した。そして「Downfall」というキャラ追加modとか、マルチプレイmodとかでも遊んでた。

StSはやり込み勢の攻略雑記がやたら読み応えがあるゲームでもある(noteでも探せば出てくる)。人よってカード評価が180度違っていることも珍しくないし、wikiなんかでカード個別評価のコメント議論を見ているだけでも面白い。プレイヤー産の良質な読み物が充実しているのは神ゲーの証。

ところで、海外のJorbsというプレイヤーがTwitch配信で48勝12敗(A20H)を達成していたことを知って驚愕した。StSは運ゲーじゃなかったのだ。1600時間やり込んだプレイやーが「7000時間やり込んだ氏には遠く及ばない」とかコメントする激ヤバゲーム。その熱量を受け止めてなお底を見せない奥深さこそが、未だに頂点足らしめている所以である。


④Muse Dash
かわいい音ゲー。2022年に記事にしたこともありましたね。完全版を購入済だと毎月6~10曲のアップデート(追加料金無し)があるので未だに定期的に遊んでいる。今や収録曲は500曲を超えるらしい。僕がkawaii future bassにドハマりした元凶でもある。

楽曲提供者の一人であるEmoCosine氏の音楽が本当に本当に好み過ぎて、最新アルバム収録曲を散歩中にずっとリピートして聞いている。Youtubeにもいくつか投稿されているので今すぐ聞くべき。Muse Dash収録曲の中では「My Focus!」が特に好き。

今となってはゲームというより、掘り出し物の音楽を探す月次の習慣みたいになってる。


⑤Inscryption
デッキ構築型ローグライクホラー脱出アドベンチャーゲーム。
方々のメディアでネタバレせず遊べと叫ばれている作品。各所で核心部分を避けつつ上手いこと魅力を紹介しているので感心してしまう。ホラーな雰囲気だけどジャンプスケアとかビックリ要素はないのでご安心。

ゲーム体験としては中々オリジナリティに富んでいて引き込まれるものがあった。……ネタバレを避けると抽象的なことしか書けないな。間違いなく買って損はない傑作ではある。

一応クリア後の純粋なデッキ構築型ローグライクモードも実装されたけど、そっちはそこまで熱中するほどではなかった。あくまで一度切りの体験である本編がメインである。


⑥Tales of ARISE
歴史あるJRPGシリーズの最新作。4人PT揃ったあたりで飽きて辞めてしまった。好きな人はすまん……。大型DLCも出たことだし、世間的な評判はそこまで悪くないはず。テイルズはEとVとGが特に好きです。

もっと中盤まで進めれば面白くなってくるのかもしれない。いつか続きをやりたい。そう口では言いつつも、数多のゲームを差し置いてプライオリティを伸し上げてこれるかは甚だ疑問である。


⑦Vault of the Void
デッキ構築型ローグライク。この手のStSフォロワー作品ってやたら多いけど、このVotVこそが界隈のナンバー2であると思ってる。滅茶苦茶面白い。生成されるMAPこそランダムなものの、ルート選択や取得カードはある程度自力で調整・選択できるシステムが特徴。

同系カードをかき集めるだけじゃない奥深いカード間のシナジー、その場の戦闘を凌ぎつつ長期戦も見据えなきゃいけない構築要素、リスクの限界を見極めてルート選択するバランス感覚。開発陣はちゃんと「分かってる」。個人的な好みを加味したら、StSと肩を並べるレベルで出来が良いという評価。

長らく遊んでいたけど、今年はi+50(最高難易度)のクリアを達成し、チャレンジコインという特殊ルールで遊べるモードも全部最高難易度で制覇する旅に取り掛かった。……取り掛かった矢先に大がかりなバランス調整やシステム改修の予告が入ったので、その後に本腰入れようと思って寝かせている。まだまだ全然やり込みたい。


⑧ブルーアーカイブ
2周年記念だかの機会に始めたソシャゲ。
とにかくBGMが秀逸。作中の楽曲センスがどれもバチバチに良くて、プレイしてすぐ「新時代のゲームだなあ」と感じさせられた。OSTも良く聞いてる。僕がkawaii future bassにドハマりした元凶その2。

数多の性癖やフェチズムを網羅したキャラゲーではあるんだけど、シナリオも期待してなかった割には面白かった。むしろスタミナ消化やデイリーは早々に完全放置状態になり、物語の続きを読み進めることだけがモチベだったくらいだ。本編最終章完結を境にスパっと引退してしまったけど、また物語が溜まったら復帰したい。

公式youtubeで見れる本編のPVの出来が良いので、その真面目な雰囲気にピンとくれば「キモオタゲーはちょっと……」という硬派な人でも楽しめるかもしれない。いや無理にプレイするほどのもんでもないけど。

ファンによる凝った考察動画があることも地味に嬉しいポイント。原神とか禁書目録とか、やたら風呂敷を広げまくる作品の考察動画を漁るの好きなんだよね。


⑨Right and Down
操作方法が「右」と「下」だけという変則的なローグライク。方眼紙状のMAPを左上から右下へ進んでいく。名は体を表すとはまさにこのこと。システムは物珍しいながらもシンプル。けれど慣れない内は何度も死ぬくらいには難しい。

総評としては「安さ相応」。奇特なローグライクに触れたければ遊んでみるのもありかも。だけどターン制ゲームなのに高難易度でリアル制限時間を仕掛けてくる仕様だけはクソだと思う。

もうちょっと凝った次回作が出るようで、一応アンテナは貼っている。


⑩Solar Ash
TPS視点の3Dアクションゲーム。ダッシュして走っているだけで楽しい。この手のゲームで「操作しているだけで楽しい」は必須条件である。

舞台は未知の惑星。空想的な世界観が特徴で、途中でいくつもスクショを取りたくなるような絶景が多くて満足。立体的な建造物や巨大生物が序盤からバンバン出てきて飽きなかった。

「マリオ64」のようにステージ内を探索する形式であり、一本道の攻略ではない。つまり同じ場所を右往左往したりと迷うことも多々あり、ここは好みの別れ所かも。

ボス戦は「ワンダと巨獣」を思わせる巨大な怪物の体を駆け抜け、スピーディーに急所を攻撃していくという形式。実際は攻撃を見切ったり回避したりといった要素はほぼなく、決められたルートをシビアな制限時間内に辿るタイムアタックゲーである。(ノーマル難易度だと)ぶっちゃけ探索パートの方が難しく、ボス戦は初見で突破できることもしばしば。主人公の動きや攻撃モーションがスタイリッシュなので全能感に浸れる。


⑪Pixel Galaxy
敵(立方体)を吸収して自機(立方体)を大きくしていくカラフルなシューティングゲーム。大きくなると強くなるが当たり判定も広がる。被弾すると小さくなり、また軍拡して大きくなって……の繰り返し。

セールで100円くらいだった。数時間ちょっとしか遊んでないけど、ボスの種類は多い。高難易度は1分生き残るのも難しい鬼畜ゲー。一応2人マルチでも遊べる。


⑫Ultimate Chicken Horse
ステージを自作しながらクリア回数・速度を競う2Dアクションゲーム。友人とマルチプレイで遊ぶ用。マリオメーカーのように足場や攻撃判定の置物を設置しては攻略してを繰り返していく。調子に乗ると誰もクリアできない無理ゲーができ上がるので、適度に設置物を消したりもする。

1ゲーム10分程度の手軽さに反して、独特の感性があり操作難度はやや高め。この手の一年に一回くらい不定期に遊びたくなる対戦ゲーは結構ストックがある。


⑬Stacklands
見た目はカードだけど、やってることは街づくりシミュ・資材管理ゲーに近い。飢え死にせぬよう食糧を供給しつつ、様々な資材を集めて新しい要素をアンロックしていく。人員を増やし、装備を整えて戦闘したりもする。変則的な自動化ゲーとも言える。

長大ボリュームじゃないこともあり、全実績解除するくらいにはハマった。食糧の供給を効率化した時、資材を集めてツールを完備した時、金を貯めて新要素をアンロックした時、タスクゲー特有の次に進む喜びがある。

効果音が地味に心地良くて秀逸。こまごまとしたゲーム内操作を捗らせる一因だ。


⑭Quantum Protocol
ジャンル的には先のStSやVotVと同様のデッキ構築型ローグライク。

このジャンルのゲーム性を「デッキ構築」と「プレイング」の二つに大別するとしたら、本作はかなりプレイング面を重視している。ワンミスが死に直結するバランス調整は、もはや詰将棋やパズルといった趣が強い。StS派生作品としての期待に対するミスマッチを警告するレビューも散見される。

そして難しい! 基本的にどのコンセプトデッキも単体では仕事をしないor低出力なカードが多く、シナジーやコンボの理解は必須である。そして敵が強いので「動かし方を理解したから楽勝」ではなく「動かし方を理解したからようやく勝てる」局面が殆ど。全クリした時の達成感もひとしおである。

ただ、いたずらに難しいだけではなく、考えられてるなあと思わせる奥深さもちゃんとある。面白いけど難しいので無責任に他人には勧められないタイプのゲーム。


⑮アンリアルライフ
ポイントクリック型の謎解きアドベンチャーゲーム。物の記憶を読み取る能力をもった少女が主人公。惰性で起動してダラダラ遊ぶのではなく、風呂を済ませてきちんと腰を据えて向き合うタイプの作品。心の周波数はゲーム攻略というより、読書・映画鑑賞寄りにするとよろしい。

「幻想的」と「神秘的」の違いは何だろうか(唐突)。どちらも現実離れした美しさがあるけれど、後者はふとした恐ろしさが静かに潜んでいる気がする。本作はペンギンが車掌をしていて、駅のホームには魚の群れが漂っていて、相棒は喋る信号機で、美術館は無限ループする。それらが美麗なドット絵で描かれる世界観は、とても神秘的である。


⑯Dreamscaper
見下ろし方のローグライクアクションゲーム。夢の世界を舞台にした作品。MAPやスキルのエフェクトに透明感があって良い。ダンジョン攻略が終わると現実世界に戻って住民と触れ合ったりもする。

周回による自己強化要素が多いため、ちょっと稼ぎプレイが必須になりがち。ただボス戦はちゃんと攻撃を見切って回避する必要があるため、プレイヤースキルも平行して順応させていく形になる。パリィもある。けれどこの手のゲーム、ミスった時のリスクが高くて回避ばっかりしがちだよね。


⑰Ship of Fools
航海の旅に出る2人用のローグライクアクションゲーム。船員となって迫りくる敵を撃ち落とし、乗り込んでくる不埒者を叩き落とす。ラスボス打倒まではしたけど高難易度のやり込みまでには至ってない。

ゲームとして悪くは無いんだけど、どうもリプレイ・やり込みのモチベが上がらない作品。船の甲板で迎撃する戦闘スタイルが基本で、ジャンプもダッシュも無いから爽快感がないことが原因だろうか。気が向いたらまた友人とやろうと思う。向くかなあ。


⑱Among Us
宇宙船人狼ゲーム。ゲーム成立のため何だかんだ最低8人は欲しくて、身内で遊ぶには人を揃えるのがまず大変。当初は8~10人くらいで遊んでいたけど、人狼系は肌に合わない人も多いようで今では有志参加メンバーがギリギリ足りなくて開催困難になってしまっている。とはいえ野良マッチングやネットコミュニティに飛び込むのもなあという。

人によって好みの役職が人間(クルー)か狼(インポスター)かで分かれるのが面白いですね。自分は完全に狼役をやりたい派です。元ネタは人狼ゲームだけど、そのリプレイ動画もたまに見たりする。みんなもっと嘘をつくことを気軽に楽しもう。noteユーザーなら多少は共感できるよね。


⑲崩壊スターレイル
「原神」と同じ開発元の新作ソシャゲ。原神がバカみたいにヒットしたおかげか、後継たる本作はやたら金かかってるな~と感じる場面が多い。純粋なクオリティの高さだけならソシャゲ界で随一だろうし、下手なCSゲームも軽々と凌ぐだろう。アニメ調3Dの純粋なグラフィック技術において、本作より優れたゲームって存在しないと思う。

ただ、個人的に一番気に入ってる点は物語でもゲームシステムでもグラでもなく、ちょっとしたオブジェクトに触れた時の無駄に凝った意味わからんテキスト群である。

ただのポストを調べただけでこれ

ゴミ箱や電灯といった他のオブジェクトでも同様である。なんなら複数種用意されている。このゲームの主人公、普段からやたら雑多で謎な考え事が多すぎるのだ。凄くシンパシーする。博物館イベントの展示品のフレーバーテキストとか、余さず全部読みました。

まあ、もちろんそんなニッチな魅力を抜きにしても、あらゆる要素が高水準な作品ではあると思う。開発がリスペクト元と公言している軌跡シリーズも僕は学生時代から愛好していたので、ハマるのは必然だったのかもしれない。


⑳TrinityS
3人プレイのアクションゲーム。友人とのマルチ用。MMOのボス戦だけを遊ぶ作品である。各ボス戦は結構凝った独自ギミックを持っていて、単に避けて攻撃するだけではクリアできない。「FF14」の蛮神戦と言って伝わるなら、正にアレである。

FF14は今や最速攻略組がギミック解明を全部やって、大多数のプレイヤーはそれを動画等で「予習」してから攻略するのが当たり前になってしまったので、自分達で考えて相談しながら攻略するのは中々に新鮮で楽しかった。ハードモードは全クリできていないので、その内続きをやりたくはある。


㉑Pummel Party
「マリオパーティ」をより物騒にした感じ。すごろく状のMAPをぐるぐる周回しながら金や勝利点を集める。自分のコマにはHPの概念があり、ミサイルや爆弾やロケットランチャーで他プレイヤーのコマを攻撃することができる。ボイチャでは悪態必至。

ターン毎にマリオパーティよろしくミニゲームフェーズもあるため、アクション要素も強め。特別熱中するほど面白いという訳でもないが、一年に一度くらい遊びたくなる系ではある。


㉒Omega Strikers
基本プレイ無料の3vs3異能ホッケーゲーム。取り合えず友人達と軽いノリで参入して、瞬く間に飽きて誰もやらなくなった。

悪いゲームじゃない気はするんだけどね。シンプル故に敷居が低くて取っ付き易いゲームって、結局すぐに飽きちゃう気がしている。ポケモンユナイトも同様に長期的にハマれなかった。


㉓Nova Lands
未開地開拓自動化ゲー。ベルトコンベアは一切使わず最初から物資の輸送はドローン頼りなので、建築の配置に困ることが一切無い。ボリュームはジャンル内ではかなり軽めで、UIも分かりやすいため自動化ゲー初心者に勧めたい作品。

僕としては正直ちょっと物足りなさを感じたが、決してゲーム体験が劣っていたという訳ではない。ただ、やっぱりベルトコンベアの方が見た目的に自作の達成感があって好みだなと思った。


㉔Factory Town
街づくり自動化ゲー。微妙にショボそうなグラフィックに反して、内容はとても良くできた作品。この手のジャンルが好きな人ならプレイして損は無い。冒頭に挙げた「Dyson Sphere Program」に負けず劣らずな出来だと思ってる。全実績解除するくらいには熱中して遊び倒した。

個人的に、自動化ゲーに不要だと思っているシステムというものが幾つかあるんだけど……

1. 自機・自機の成長(移動ストレスなく神視点で操作したい)
2. 襲ってくる敵対MOB(のんびり建設したい)
3. 特定資源の枯渇(所謂「掘りつくし」を気にせず供給ラインを作りたい)
4. 食料や幸福度不足によって住民が死ぬ(取返しの付かない要素を気にしたくない・後退したくない)
5. 完全2D(コンベアの立体交差をしたいので高さの概念は欲しい)

そしてこの作品はというと、上記全ての条件をほぼ完全に僕好みにクリアできているのだ。また、木石鉄の時代から次が電気科学ではなく魔法文明に発展するのも新鮮で面白い。最終的に世界の端から端を地中のマナ輸送パイプで繋ぐ様は中々に壮観。いやグラ的な見映えはないんだけど。

更にマニアックな話をすると、ベルトコンベア運用におけるインサーターやルーター(建物へ搬入出機や、コンベア分岐・合流を制御する接続機器)の製作と稼働と空間のコストが皆無である点もポイントが高い。それらの設定はコンベア上に無限生成できるコマンドシールをペタッと着脱するだけで調整できるので、建設がストレスフリーである。スペース不足の時に二段目三段目の高さにコンベアを重ねられる仕様も相まって、操作にさえ慣れればとても快適にプレイできる。


㉕Hue
モノクロの世界で色を取り戻すアクションパズルゲーム。無料で配布されていた期間があったので遊んでみた。謎ときは頭を捻る箇所は結構あったけど、直感的に試行錯誤できるのであまり詰まることは無かった。寧ろごく一部のアクション要素がシビアで一番の停滞ポイントだった。

章クリアで色を取り戻す度にそれっぽいストーリーが語られるのだけど、全部英語なので殆ど聞き流してしまった。


㉖ポケモンスリープ
これです。


㉗Candleman: The Complete Journey
ステージ攻略型のジャンプアクションゲーム。主人公は足が生えたロウソクのキャンドルちゃん。体を燃やしてステージを照らすことができるけど、使いすぎると燃え尽きて死ぬ。儚い。

特筆すべきはなんといっても光と影の美しいグラデーションの数々。間違いなく2023年に一番多くスクショを撮ったゲームである。終始デスクトップ画像を採取するためのカメラマンの心持ちでプレイしてた。この記事のサムネも本作のゲーム画面である。


㉘Human Fall Flat
ふにゃふにゃ謎解き探索アクション。マルチ用。随分前に全クリ済だけど、忘れた頃に新ステージが実装されるので時折遊んでいる。次回作が予告されてたね。

以外と非正規の攻略がまかり通ることが多く、謎解きに詰まりかけると誰ともなく抜け道を模索したり崖を登攀し始めたりする。物理演算が有効なゲームって、ある程度自由なゴリ押しが許されてナンボみたいな風潮あるよね。


㉙Unrailed!
電車が脱線する前に線路を敷き続けるゲーム。マルチ用。これも続編が発表されてましたね。

この手の忙しいタスク処理系ゲームってジャンル名あるのかな。少なくともOvercookedライクとは聞かない気がする。ヴァンサバライクは言うのに。StSはライクじゃなくてフォロワー。8番出口ライクもじきに増えてくでしょうね。ゲーム業界でバズったジャンルを洗練・派生させた後継作品がぽんぽん出る流れって、ここ数年でさらに顕著になってる気がする。何の話だ。


㉚Reflector Rhythm Master
音ゲーブロック崩し。コンセプトは面白そうだったけど、実際にやってみたら難し過ぎてまともに遊べなかった。音ゲーのノーツが斜めに飛んでくるだけでこんなに難しくなるとは……。チルい系の雰囲気は好みだっただけに残念である。プレイングに自信ニキは挑戦して見て欲しい。


㉛PixelJunk™ Eden
独特な慣性が特徴のジャンプアクション。最初は操作に慣れず何度も地面に落っこちるけど、慣れてくると自在に空中制御できるようになって楽しい。ステージ攻略型であり、進捗に伴ってモノクロの世界が色付いていったり、青基調の世界が赤く変遷していったりと見映え面も優秀。すごい名作って風格ではないんだけど、黙々と続けてしまう不思議な魅力がある。


さて、今まで書いた記事の中で間違いなく最長クラスになったけど、まあなんとか手短に済んだ方だろうか。……恐ろしいことに、実はまだ半分しか消化できてなくて、後半⇩⇩に続きます。


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