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『14ひきのあさごはん』    いわむら かずお      童心社

朝は忙しい、忙しい。
朝ごはんも作ったり、
お弁当も作ったり、仕事をしている人は、
それまでに、いろいろしなきゃならないことがある。

14ひきの家族の朝はというと、
なんて、ゆったり豊かな朝なんだろう。


こんなに大家族だと、朝はどんな感じなのかな?
賑やかなんだろうなぁ。

わたしの育った家は、両親と弟と私の4人家族。
今は、子供と2人。
核家族だ。

大家族ってどんな感じなのか想像がつかなくて、
うらやましい反面、自分の時間ってあるのかな。と、自分主体の思考が勝ってしまって、
わたしは、大家族ってタイプじゃないのかなぁ。
と考えてしまったり、、。

でも、14ひきの家族を見ていると、
仕事を分け合い、出来ることをみんなでして、
年上の子が下の面倒をみたり、
おじいちゃんと子が話をしていたり、
何かをする過程の、その時間をみんなでつくる。
それが大切なんだと、改めて気づかされます。

一人で解決しようとしがちなわたしは、
周りの人と足並みを揃えて、一緒に何かをすることがなかなかできずに、
もどかしく思ったり、せっかちになったりして、
だんだんと、歳を重ねるごとに、
1人じゃ解決できない事も、誰かとその時間を楽しむことを覚えた気がします。

家族は社会の縮図と言われていて、世に出たら、
学校や職場、あらゆるところで、人と関わります。
社会適応能力を高めるためには、
家族の中で色んなことを体験することが、
一番大切なことだと思うのです。


こんなにゆったりした朝を迎えることも、
助け合いがあればできることなんだな。

って、14ひきの家族から教えてもらいました。

無理なことはない!
うちは今2人だけど、
2人なにり、協力して、
豊かな朝を迎えよう。

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