自分を追い込んでうつ病状態になってしまった教員がなぜ自己肯定感を取り戻せたのか?(第1話)

以前の普段の生活状況

職場に行くと頻繁に頭痛がしてきて体調が悪くなる。でも仕事をしなければならず職場に遅くまで残って仕事をする。

家に帰っても授業をもっとよくするために準備しなくてはと思いながら、疲れているのできない。体調がいまいちよくないのと、疲労がたまっているせいかいつの間にか寝てしまい、いつ、どこで寝たかほとんどわからないうちに寝てしまう。

ちゃんとお風呂に入ってから布団で寝ていないためか、寝てもあまり疲れがとれない。熟睡できていないからか夜中の中途半端な時間に目が覚めて、寝ようとしても寝付けず朝になる。

疲労が抜けないまま仕事にいくとまた頭痛が出てきてつらくなるが、仕事に追われてまた帰宅時間が遅くなる。

このような生活の中で自分の思ったようなパフォーマンスを仕事で発揮することができない。ただなぜ発揮できないのかわからないという状態が続いていた。

「今まで自分なりには努力してきたつもりだったけれど、自分の限界はここまでなのか」と落ち込んでしまうこともあった。

このような生活が基本的には続いていた。休みの日は肩こり、首こりが頭痛の原因だと思っていたため、整体やマッサージに通うことが多い。家の近くにある整体などではあまり状態が改善しなくなってきたため、ネットで検索してより症状がよくなりそうな治療院を探して多少遠くても通い続けた。

疲労感が続いて、頭痛が続いてやる気も出ないという症状が続いて、ネットで症状を調べたりすると、これはうつ病状態の症状に近いのではと思い、うつ病専門の整体や体全体の固さをとるためにストレッチを取り入れた整体など様々な場所に通った。

週末は治療院に通って体調を整えてまた平日仕事に行くという日々が続いていた。

そのような生活の中で「自分は何のために働いているのだろう」と思うこともあった。働いてく中で体調をくずして、体調をよくするために働いて得たお金で遠くの治療院に通い、また仕事をするが、疲労が蓄積しまた体調が悪くなり治療院に通うという生活になっていた。

体調が少しよくなれば仕事をなるべくこなし、自分が納得がいくレベルまでこなしたいという気持ちが強くあり、休日はそのための時間に使うことが多かった。

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