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ドイツで手術した話⑦〜持ち物編〜

①診察から紹介状編はこちら
②検査編はこちら
③手術前編はこちら
④いざ手術編はこちら
⑤お目覚め編はこちら
⑥退院編はこちら

持って行って良かったもの達

入院の持ち物リストなど無く、入院経験も無いので必要なものすらわからない中、色んな方のブログや、経験者の友人からアドバイスをもらって、色々買ったり準備しました。少しでも参考になったら幸いです。

●でっかいおぱんつ(通称でかぱん)

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腹腔鏡手術はおへそと、腹部(腰骨の高さあたり)に傷口ができる手術なので、通常のおぱんつだとゴムの部分が当たったりして痛みます。

超ハイウエストのおばあちゃんぱんつを用意しましょう!!
これは友人から絶対必要!と言われ、実際本当にあってよかったもの。
術後もしばらくこれじゃなきゃ無理なので、複数枚買っておきましょう。

ちなみに、これはドイツのユニクロ「C&A」でゲットしました。
H&Mにもマタニティ用のでかぱんは売ってましたが、ローライズ。
ローライズでは意味無し!!(めちゃめちゃローライズなら傷にすら当たらない説もありますが)
ちなみに、ドイツのVictoria's Secret的なセクシーランジェリーショップHunkemöllerでは、ハイウエストがまさかのTバックのみです。いやん。


●洗面用具は旅行用サイズがおすすめ

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↑入院用にドラッグストアで買い揃えたもの達。
旅行大好きドイツ人。ドラッグストアには各ブランドの旅行用ミニサイズが超豊富で、むしろ楽しいです。

旅行用ミニサイズがオススメな理由は、病室の洗面所の棚は小さくて、そもそもあまり大きなものを置けないこと。旅行用のポーチが置ける程度です。

シャワーも特にシャンプーとか置ける場所が無いので、洗面シンクの小さなスペースに置きました。あと、普通に荷物を軽くするため。

その中でも、お役立ちだったもの。

・オールインワンのクリーム(ニベア 写真:右手前歯磨き粉横)
化粧水→美容液、とかやってる場合じゃ無いので、顔洗ったらこれ一つ!のオールインワンクリームがオススメです。病室乾いてるので、保湿系がオススメ。

・フェイスミスト(dm 写真:右から4番目のピンクのボトル)
病室は乾燥しているし、布団が暑かったり汗ばむことも。ギトギトした顔にバラの香りのミストが気持ちよかったす。香りは癒し。

・箱ティッシュ(dm 写真:真ん中の正方形のやつ)
置いとくと何かと便利です。食事で拭きたい時とか、パパッと取れるの大事。小さいサイズは場所も取らないのでオススメ。(荷物の場所は取ったけど…)

・大人のおしり拭き(dm 写真:真ん中の箱ティッシュの上)
1枚ずつ個包装になってる携帯用おしり拭き。ウォシュレットはもちろん無いので、あると良き。

あとは、顔洗うのしんどいかも、と思って拭き取り/ウェットティッシュタイプのメイク落としやリラックスできるように枕に吹きかけるアロマスプレーも準備しましたが、使う前に退院してしもた。


●クッションにもなるぬいぐるみ

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昔友達にもらったアルパカのぬいぐるみ「パカさん」を持参しました。
この子、何が優秀かと言うと、

・食事の時とか、クッションとして腰に当てられる
・お腹の上に置いて、スマホ打つ時とかに手を置ける
・カバー(もふもふ部分)が洗えるから衛生的
・使わないときは足元に置いておくだけで寂しくない!(写真)

ぬいぐるみに限らず、普段家にあるものが一つあるだけで、ちょっと癒されます。パカさんありがとう( ´∀`)


●軟水
私、実は硬水でお腹を下す体質でして…自宅ではBRITAで濾過した水を飲んでいるのです。
ヨーロッパの病院のお水は、基本硬水。
水はVolvic(軟水)の1.5Lボトルを持参しました。重かったけどこればっかりはしゃーなし。


●ミント系オイル/クリーム
とにかく吐き気と気持ち悪さと戦ってた手術直後、ペパーミントのオイルをこめかみや耳の後ろ〜首に塗ったり、鼻の下に塗って気分をリフレッシュさせてました。メンソレータムとかでもいいと思います。

私がドイツに来る前から愛用してる「チャイナオイル」
名前はなぜかチャイナですが、ドイツ製品です。ペパーミント100%
http://www.china-oel.de/en/products/


●大きめの羽織りもの/バスローブ
無いなら無いで病院が用意してくれると思いますが、ちょっと羽織るのには大きめのパーカーとかあると良きです。
手の甲に針刺したままだったりするので、引っかからないように袖口が大きいダボっとしたものがオススメです。私はジェラピケもどきのだるだるしたもふもふカーディガンを持参しました。


●耳栓&アイマスク
同部屋のメンバーがどんな方か、照明がどんな感じかわからないので、持っていくのがベター。

私の部屋は個別の照明と全体照明があったものの、個別照明をつけたら部屋全体が明るくなってしまうレベルだったのでアイマスクめちゃめちゃ助かりました。蒸気のやつはリラックスにもなるし♬

耳栓も、隣のおばあちゃんの歩行器ガッシャーン響くのであってよかったです。そして、私自身がいびきかくので、、数日入院することも考えて耳栓は隣人用に複数持参しました(^◇^;)


●サンダル
手術室への移動や病室内の移動にささっと脱ぎ履きできるサンダルは必須。
日本の病院だと転倒防止でかかとのあるもの指定されることもあるようですが、確かに術後は力が入らなくてふらつきがち!履きやすくても、ガバガバのサンダルは避けたほうが良いと思います。

私は普段から使ってる無印の足なりサンダルを持参。
これ、土踏まず部分が盛り上がってて、足の裏にぴたっとくっついてくれる&滑らないのでほんと良かったです。


●ミニバッグ
病院内の移動時用に、と思ったのですが、院内動き回る前に退院してしまったのでその目的では使用せず。
引き出しに入れるにはちょっと大きいものとか、ミニタオルとか、キャビネの上に色々出しておくにはスペースをとるものたちをまとめて、収納として便利でした。


●旅行用ドライヤー
元々海外旅行用に電圧変えられるドライヤーを持っていたのですが、こんな時にもお役立ち。
折りたためるコンパクトなドライヤーは荷物にならず良かったです。
というかそもそも入院にドライヤーのイメージ無くて危うく忘れるところでした。あぶないあぶない。


正直、手ぶらで入院しても何とかなるのが病院ですが、不安な入院生活は少しでも快適に過ごしたいものですね。
色々詰め込みすぎて大荷物になった私ですが、おかげで1泊2日楽しく過ごすことができましたお!!!

ちなみに、私の中では

入院快適グッズ ≒ 長距離フライト快適グッズ

の方程式です。

本当は持っていった漫画とドイツ語テキストを読みまくって、Netflix観まくる予定でしたがどれもできませんでしたゆえ、本はただの荷物となりましたとさ。


さてさて、ドイツ入院記楽しんでいただけましたでしょうか?
このブログが心細い思いをしている誰かの助けになったら幸いです。

不安しかなかった海外での手術&入院も、終わってみれば初めてと驚きの連続で、なんだかんだ楽しかった良い思い出です。

支えてくれた家族、励ましてくれた友達、優しくお世話してくれた病院の皆々様、本当にありがとうございました!

何よりも、ずーっとそばにいてくれた、はずばん(夫)ダンケシェーーーーーン!!!


<終わり>




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