クルド人はまず国土を持たない民族である…こう言えば、ユダヤ人を思い出す。ユダヤ人は現在イスラエルをイギリスやアメリカをはじめとする国々と、ある種取引をして国土を得るに至った。
この道は、それはそれはそれだけで本になる複雑な政治、戦争、宗教が関わる。

トルコ🇹🇷がクルド人に対して一番脅威を感じているのは、ズバリ居住地域がトルコが一番大きいからである。トルコは言語も一時期は規制したが、緩和政策としてクルド人の言語や民族性を一部認めている流れだ。しかしトルコはPKKこれはテロ組織で日本の公安部でも情報がある。

日本人にはにわかに信じがたいかも知れないが、少数民族は中国にも多く存在して同化政策。迫害を受けてきた。サンカやアイヌのような存在と同じだと思うと大きな誤りである。トルコ人口はおおよそ8000万人である。国を跨っているとは言えクルド人は、だいたい3000万人いる。確かに過激な思想とテロ組織はこの中の極小少数派ではあるが…数%の人間が銃を取ったとしても一国の軍隊にゲリラ戦なら戦える数である。

一方でPKKは同じクルド人でもかなり毛色が違う。アメリカがアフガニスタンやまあほぼ中東から撤退したのには高度な政治的判断があったのだと思う。全てではないがクルド人の民族意識が高まってきた事に一因があると思う。

クルド人は世界に散っている。ユダヤ人がそうであったように、基本今のご時世地図に引かれた国境線を書き換えはできない。かと言ってゲリラ兵による傭兵まがいの戦闘参加で、一定の条件を引けるとも思えない市民は国よりも家族や安全を選んだとしてもそれは、理解できる事である。
北欧はクルド人を保護している。いわゆる多様性保護という観点からか？

日本にもクルド人は埼玉県南部に集まっている。いわゆる #ワラビスタン 　である。著者は難民は受け入れるのも仕方がないと思うが、民族の違いより数の力を恐れる。日本人はデモ活動は滅多にしない…している連中は日当で雇われていたなんて事も多い、悪い意味じゃ結束力(・Д・)良い意味では融和を重じてきた人達だからしかし中国人、ベトナム人、多分クルド人も同じコミニティーで集まる。それを怖いと思う人もいるし、方も道徳も違うだろう。

次巻は湾岸戦争で始まった、中東のクルド人の悲劇。大国のエゴへ続けようと予定。結束してトルコへ数々のテロを行う経緯、彼らのいう正義を自分の解釈で書こうと思います(๑╹ω╹๑ )チャオ！！