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【宇宙の天気予報】2023年春分②~足元を情熱と希望の光で照らし、進み続ける~

来年の春分までの1年間にわたって影響すると言われる春分図。

ボリュームが多くなってしまったため、
2回に分けてお届けします。


前回の記事はこちらです。


⁑山羊座の冥王星が授ける再生エネルギー



太陽と山羊座の冥王星はセクスタイル。

山羊座の最終度数にいる冥王星が太陽に
再生の力、徹底的に取り組む力を与えてくれています。


諦めていたことを再燃させる
情熱の灯を燃やし続けることで世の中に新しい価値をもたらす
社会的ビジョンを掲げ、理想的な未来を描く


それは、太陽と冥王星が重なった1月中旬ごろの気付きや経験を元に
本格的に取り組んでいくこととなりそうです。


セクスタイルは、2つの異なるエレメント同士が互いに高めあい、生み出していく力をもつアスペクト。


本来であれば水と地、または火と風の組み合わせとなりますが
太陽が初期度数、冥王星が最終度数でのアスペクトとなり、
火と地の組み合わせでアウトオブサイン。

火と地は、互いに対立する機能を持っており、
同時に働くことのない組み合わせと言われていますが、このアスペクトを読み解くとするならば、

直感をすくい上げ、思いついたことを時間をかけて具現化させる
決まり切った社会的ルールのなかに情熱という一石を投じ、新たなものを生み出す


そのようなエネルギーを通して
自分の生きる道を進んでいく、と言えるでしょう。

春分からの1年間、この太陽と冥王星のセクスタイルが織りなすエネルギーが注ぎ続けるということになりますので、是非とも有効活用していきたいものです。

総じて、これからの1年は
「途中で諦める」という選択肢を取るにはあまりにももったいない
ということです。


しつこくやり続ける、その思いを行動として表現し続けることでも、見えてくる世界は違ってくるのでしょう。


一方、冥王星は牡牛座の金星にスクエアの配置。

愛や喜びといったことに手放しが入り、
決まり切った価値観などががらっと変容するようなことがありそうです。

見た目や第一印象が変わる、といったこともあるかもしれません。


ドラゴンヘッドと重なる金星ですので、
今まで大切にしてきた人間関係や繋がりが一変すると同時に、新たなご縁が一気に広がっていくこともあるでしょう。

いすれにしても、
残っていくご縁と切れていくご縁の差は大きいかもしれません。


しかし、冥王星のスクエアに恐れを抱き、委縮することはありません。

金星には魚座の土星が結びついていますので、
変化があったとしても
また新しい私の喜びや価値観、人との繋がりが
ゆっくりと構築されていきます。


冥王星によって新陳代謝が図られ、
土星によって基盤が整う。


土星によって整った基盤は、簡単には崩れないものです。


⁑トランスサタニアンからのエネルギーを受け取る月


私生活をあわらす月は、魚座。
海王星と重なり、牡牛座の天王星とセクスタイルの配置です。


12ハウスの月ですので、目立った活動というよりも、どちらかというと、
一人の時間を充実させたり、SNSなどを使った間接的な交流を楽しめそうです。

月は海王星と重なっていますので、
心地の良い環境で、リラックスした時間を過ごせそうです。


月は、牡牛座の天王星からセクスタイルの配置。
内側や意識レベルにおいて変革が起こり、新しいものを取り込んでいくような印象です。

自分でも驚くような、新しい自分の一面と出会うような体験もあるかもしれません。

⁑サビアンシンボルから読み解く春分図のエネルギー



アセンダントは、牡羊座15度
「毛布を編むインディアン」


15度はサインのピークであり、エネルギー溢れる度数です。
牡羊座のエネルギーが極端にあらわれます。


毛布はエーテル体の象徴であり、人を温め、寒さから守ってくれます。
そして、安心や安らぎを与えてくれるものでもあります。


日々淡々と糸を織り上げるという行為を繰り返している、
自然と調和しながら生きるインディアン。

編むという行為が、自然のリズムの一環であり、規則的な法則をあらわしているように感じます。

インディアンのように、私たちも、
地道に作業を重ねることで大きな目標を達成しようとする、その一歩が今年に取り組む事柄なのでしょう。


木星が牡羊座にあることから、
ここから12年かけて取り組みたいことに本格的に着手していきます。


MCは、山羊座の9度
「ハープを運ぶ天使」


天使は神のお告げを伝える伝令としての役目と、
人間を守る役目を担っています。


ハープの起源は、狩人の弓ではないかと考えられており、古代の叙事詩やエジプトの壁画に描かれています。
聖書にもハープは登場し、かのダビデ王も演奏していたそうです。


現実的で社会の枠組みをあらわす山羊座のなかでも、とりわけ右脳的でスピリチュアルな要素が取り込まれているサビアンシンボル。


私たちがこれから始めようとしていることのなかには、
人間の意志や力など到底及ばないエネルギーが働いているということを意識し、
ときには、自然に身を任せる、流れに委ねる、その「時」をじっくり待つ
といったことも必要なのだということを教えてくれているようです。


⁑冬至から春分までを振り返り、春分に蒔く種を選ぶ


冬至からの3カ月間、私たちは春分から始まる
新たな人生のキャンバスを描くために
準備し、調整し、あるいは手放しを繰り返してきました。


冬至から春分までの月相を読み返してみても、
春分を最高の状態で迎えるためのお試し期間でもあったように感じます。


春が来て夏を迎え、秋を味わい冬が到来するように、
四季図を通して1年のサイクルを意識することは、
1年間を4つのタームに区切り、
それぞれの特徴を捉えながら人生を主体的に創っていくための重要な視点です。


春分から夏至までの3カ月間は特に、

直感、勢い、始める、スタートを切る、
手数を増やす、思いのままに行動する、
リスクヘッジを取りすぎない、
諦めたことに再度着手する、諦めずに続ける

そんな視点を意識していただけると良さそうです。


春分で蒔いた種が芽を出し始め、
夏至の頃には、たくさんの枝葉が茂る樹に出会えますように。


どんなことも、すべては宇宙の采配のもとで起きたこと。
宇宙を信頼し、自分に安心して。


最高の1年を創りましょう。

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