しまった、春を感じている。
上の階の方が、お引越しのご挨拶に来てくれた。
数日前引っ越し業者が荷物を運び出していたのは知っていたけれど、
まさかご挨拶に来てくださるとは想像もしておらず。
おまけに手土産までいただいてしまって、
驚きとありがとうの気持ちの整理が瞬時につかず、
「お元気で」
としか言えなった。
おい、もっと他の言葉あっただろうよ!
カーテンもついていない部屋を外から見ると、妙に切なくなる。
確かにあそこには私の知らない家族の思い出がたくさんあるはずだ。
引っ越し先でも、どうかみなさま健康に幸せでありますように。
しまった、春だ。
春がもうすぐそこまで来ていることに、気づいてしまった。
気候としては最高に気持ちの良い春だけれど、
それ以上にセンチメンタル嵐を吹き荒らしてくれる。
感受性が豊か(すぎる)な私は、正直苦手だ。
先日配られた保育園からのお手紙。
「お別れ遠足」「このクラスも残り1か月」「卒園式」・・・。
ちょ、ちょっと待ってくれ、切ないワードばかりじゃないか!
仕事柄春の訪れを感じにくい私にとって、
それはそれは久々に感じるソレだった。
毎年同じような「春」だと思っていても、
ある「終わり」を目の当たりにすると、
もうその時間は決して戻っては来ないという現実に胸がヒリヒリする。
時は確実に流れていて、娘は成長するし、私も歳を取る。
そんな当たり前のことでも、365日駆け足で生きていると忘れてしまうのだ。
人生って、いつか終わるし、みんなそれに向かって歩いている。
厄介なのが、いつ終わるかは誰にもわからないということ。
そう思うと、もっと、もっと、もっと、
毎日を大事にしたいなあと思うのです。
毎日が人生なのよねえ。
・・・と、ここまで読んでくださったみなさま。
私の異常な感受性について少しお察しいただけましたでしょうか。
(実はちょっと悩み)
さて、今週もゆるゆる頑張りましょか~。
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