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休む権利

きのう日本の友達とLINEをしていて

「こっちでは有休全消化が当たり前だよー」

「日本はとらないから5日はとるように義務付けされてるくらいだよー」

なんてやりとりがあった。


こっちの人は

有休は

休む権利がある日

休める日

って受けとめだから

ガッチリとる。


この夏

北イタリアで働くお友達夫婦が遊びに来てくれた時

旦那さんが「一月前に転職したんだよー」

と言って、

「それで今回いきなり休みをとることになったけど

まぁ大丈夫だったよー」

と言うので

日本だったら働き始めてすぐ有休を使うなんて有り得んな

と思ったものでした。


だけど

よーく考えると

働く上でっていうか

生きる上で

何人も平等であるはずなんだから


新人だろうが

ベテランだろうが

同じように

有休を使う権利があるわけなんだなー


日本は

法律より

見えないルールに支配されていて

認められてるはずの有休にすら手を出せない


うちの子の学校

きのう休みだったのですが

なんでだと思います?


なんと

その町の第二守護聖人の祝日だったからなんです


どの町でも

町の守護聖人の日は役場関係、学校がお休みになるのですが、

第二守護聖人

の登場にはさすがの私もびっくり。


というのも

この町の守護聖人の祝日、今年は日曜日と重なったので

休みにならなかったんですよね。

だったら、休まないのかと思ったら

第二守護聖人を引っ張り出してきた。


あたしゃーほんとにびっくりしました


というのも

やっぱり

休む権利を行使するため。


すごい根性です。。


権利がないがしろになってる国から来た私

以前は、権利をごり押しする人々の国という受けとめだったけど

今は、

こうでもしないと守られないものを

必死で守ってきて

それを当たり前にしてきたんだなー

と思うようになりました。


人間らしく生きる権利を行使する


行使しない権利は

いつの間にか

簡単に

ないがしろにされてしまう。


だから行使する


権利は行使することで意味を持つってことなのかな。


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