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不妊治療に専念するための休職の是非1(仮)


こんにちは、YetYです。
自分の中で未だにモヤモヤしているテーマ
「不妊治療事由の休職」に関して、
この判断をして現状思うところを
記録しておこうと思います。
CAという特殊な職種や
コロナ禍も関係してるので
広く共感が得られるのか定かではないのですが
どこかの部分でも悩む方の参考になれば幸いです。

休む決断とその必要

筆者は2021年4月〜2022年3月まで
7年勤続していたCAを1年休職していました。

その背景は、
①2019年からの不妊治療(タイミング法、人工受精4回、顕微受精4回)に結果が出ない、
原因もいまいちわからない

😞仕事(不規則な生活や時差など)のストレスがあるのかも?身体を休めてみようという1つの試み。

また、
😞治療方針を変えてみるか。

→仕事と両立していくための薬中心の治療方法から、自然周期にこだわる病院への転院考えた。
…今までの通院は比較的勤務スケジュールに合わせて薬を用いて治療予定を調整していたが、
それでも予備日の設定などで有給消費が激しく
余裕がない。
自身の習熟や業務役割のため好き勝手休んでばかりもいられない。
でも業務の都合上1日の中での遅出や時短が出来ないため休みを取るしかない。ジレンマ。

しかし、
転院先候補に考えていた病院は
院からの指示日程に合わせられない場合
診てもらえない、
(仕事を優先し「もう来なくて良い」と破門された知人あり)
身体の自然に従う療法だからこそ
「じゃあまた明日/明後日来て」がザラ。

こうやって仕事を離れざるを得ない人が
出てくるのか…と憂う気持ちもありつつ、
本気だからこその治療方針。
最後の望みで食らいつきたい。


②海外を行き来する中で、段々と病院の防疫対策から通院が難しくなってきていた
(2週間以内の海外渡航やその該当者と接触した方は受診を控えて下さい等の対策)
😞年12回しかないチャンスを一度でも見送ることの惜しさが居た堪れない。

コロナ禍で上記のような感情を抱いていた中、
会社で
「不妊治療に専念するための休職」制度が新設。
会社の人員計画にまんまとハマっているなぁと
思いつつも、
えいやと思い申請することにしました。


休みの間の精神状態

正直、休み中も
日日が過ぎるごとに

これで子ども出来なかったらどうしよう。。

底なしの不安が頭の中をぐるぐる。

年頃の同級生からの出産報告や
同じ頃に結婚した芸能人の懐妊のニュース、
義理の姉妹の第二子妊娠報告など
その度に涙が止まりません。
30歳前後になって
自分がこんなに連日泣くことになるとは
思ってもみませんでした。

そんななか
不妊治療を長年経験した職場の先輩から
幾度と励ましをもらうことで
「何がなんでもこの休みで絶対に成功させよう🔥」
と自分を焦らせるのではなく、
出来たらラッキーと
どっしり構える術を教えてもらいました。

また、他人や世の中の普通と比べるのではなく
自分は自分、と
いかに他人を鈍感にぼかし、
自分の人生に焦点を当てるか、
メンタルとの闘いの期間だったと思います。

同時に、
資格や語学の勉強、親の仕事の手伝いなどで
手や頭を動かし、なんとか気を保ちながら
過ごしました。

これで良かった事にしたい(願望)

こうして
仕事から離れたことで
指示通りに通院することができ
(多い時には月8日ほど)
名目通り治療に専念する期間となりました。

✳︎治療の運びは患者様の自覚をご覧ください✳︎

そして2022年年明け。
その時期は既に
次年度の職場復帰手続きの催促が来ており
諦めて休職期間の報告書を作成していました。

迎えた
高度不妊治療の助成金対象の上限回、
6回目の移植。

そこでガッツを見せてくれた命が
お腹を蹴っているところです。


こう綴ると
この話の顛末としては
休んで良かった
笑顔で締めくくりたいところですし、
声を大にして言いたいです。本当は。

しかし、伴う悩みは尽きません。

長くなってしまったので
次回に続きます。

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