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どれだけハートを盗めば気が済むんだか

 結論から言います。

 相変わらずYさんと進展はありません。

 しかし、今日はわたしにとって嬉しい出来事があったので、備忘録としてここに書き記しておきます。

 最近わたしは「もう、Yさんが視界に入っても、わたしからは用も無く話しかけないぞ」と決意しました。

 今日はYさんの職場に用事があったのだけれど、Yさんよりだいぶ席が離れた方に話しかけて用事終了!

 …と思いきや。

 Yさんの方から話しかけに来てくれました。

 なぜか耳を真っ赤にしながら。



 Yさん
 「お疲れ様です😄」

 わたし
 「! お疲れ様です😃」

 Yさん
 「転職活動はどうですか?🥺」

 わたし
 「実は年末年始からわたしの担当している利用者さんたちが相次いで亡くなったこともあって、わたしもバタバタしていて…。Yさんの職場にも結局応募出来ずじまいでした。せっかく色々教えてくださったのにすみません🙇‍♀️」

 Yさん
 「いえ! …G-darkさん、本当に辞めるんですか?🥺」

 わたし
 「はい。すごく悩んだのですが。実は…😔」

 ここから、わたしが辞めることを決意した経緯をYさんに説明しました。

 この辺はnoteに書くのが憚られる内容なので詳細は伏せますが、最近わたしが他部署の上司から言われたザ・パワハラ発言についても話しました。

 普通は誰にも話さないような内容ですが。

 Yさんがそばにいるというだけで、なぜかとってもホッとして、本音を話せるから不思議!

 これはYさんの包容力のおかげなのでしょうか?

 わたしより実年齢はだいぶ年下なのに、とても頼れる存在ですから。

 話の途中で、わたしの声がどうしても震えて、思わず泣きそうになってしまったので、せめて涙目にはならないよう必死にこらえました。

 まっすぐわたしの目を見ながら話を聞いてくれていたYさんの目に、だんだん怒りの色が…。

 Yさん
 「誰ですかそんなことを言ったのは!💢」

 わたし
 「誰とは言いませんけど、他部署の上司です」

 Yさん
 「誰ですか!💢」

 わたし
 「他の人には内緒ですよ。…〇〇です(名前は伏せて、その他部署の上司の役職のみ言いました)」

 Yさん
 「そんなことを言われたら誰だって辞める! いつも〇〇(わたしの職場)の求人が出ている理由が分かった!😡」

 わたし
 「確かに離職率はすごく高いです💦」

 Yさん
 「G-darkさんならそんな酷い職場にいなくても、どこへ行っても通用します!🥺」

 わたし
 「そんなことを言ってくれるのはYさんだけですよ。いつも気にかけてくださってありがとうございます。信用している人にしかこういう話は出来ません。これからも悩みを聞いてもらえると嬉しいです😄」

 Yさん
 「(黙ってコクリと頷く)」



 そして、そんな会話をした我々が解散した後、一部始終を目撃したというある人物(Yさんの同僚)が「ついにいい仲に!?🥰」と聞いてきました。

 はいそうですだなんて嘘は言えないので、Yさんの名誉のために、「そうだと嬉しいんですけど、あいにくそうじゃないんですよ。彼はいつもわたしの転職活動の相談に乗ってくれているんです。彼は本当に優しいですよね」ときちんと説明しておきました。



 …ということが今日ありました。

 あいにく恋愛的な進展は何も無かったのですが、「Yさんはいい奴だ」という、多分これまでこのnoteのYさんに関する記事を読んでくださった方全員が知っている事実がより明確になった出来事だと思います。

 他人のために怒れる、というのはなかなか出来ないことなので、改めて、わたしは「たとえわたしの片想いであっても、いい人を好きになれて本当に良かった」と思います。

 Yさんがわたしに好意を持ってくれているのかどうかは謎のままですが、Yさんがカンカンになってくれたのが嬉しかったです。

 いやー、あれはモテますね。

 『モテるで賞』をあげたい。

 恋泥棒、いや、恋の大泥棒。

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