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道徳的には建前である、平等

『命の価値』への、リクエストをいただきました
ありがとうございます

命の価値に
人は平等を望むくらい、不平等だったりする

災害などがあると、救出されるのにも順番があり
わたしは自分が大切だ
わたしの愛する人の命は価値が高い
だけど、あの人の命は…?
本音では、そこに平等などない

『命の価値』は、道徳的に建前である、平等

実際、死刑囚とただの庶民は比較するまでもなく
よそのガキより、我が子を助け
学歴や経歴、実績、見た目、収入、…も念頭に

大事故の被害者になると、遺失損益にも差が出る
わたしのような中高年になると
宵越しの金にもならない、賠償金
命は値踏みされている

アイツは嫌いだ! コイツは気に食わない!
相手が逝ってもいいくらいの勢いには
『命の価値』なんて、微塵も感じない
日頃から、命へ優劣をつけている

『命の価値』といえば
トルコは危険を顧みず、日本人を救出してくれ
『命の価値』を教えてくれた
トルコは特別な国だから、平等にみたくない

1985年3月17日、イラン在住の外国人は一斉に
テヘラン空港に詰めかけていました。というのも、隣国イラクの当時の大統領サダム・フセインが、「48時間後にイラン上空を飛ぶ飛行機をすべて撃ち落とす」との声明を発表したからです。タイムリミットが迫る中、在住外国人の母国からは続々と救援機が到着していました。
しかし、日本政府は、自衛隊を送れば憲法違反になるとの意見に押され、さらに民間機を飛ばすのも危険すぎるとの理由で、世界で日本だけが立ち往生する国民に救いの手を差し伸べずにいたのです。テヘラン空港に残されたのは日本人だけになっていました。
そして、フセインが発表した期限に迫ろうとしていたその時、1機のトルコ航空の飛行機がテヘラン空港に緊急着陸し、日本人216名全員を乗せ、そのまま成田へ飛び立ったのです。これはまさに奇跡としか言いようのない出来事でした。

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