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『好循環のまちづくり!』を読む

『好循環のまちづくり!』枝廣淳子 著
岩波新書 (2021.04.20)

【ブックレビュー】

活気のある “まち” とよどみ感の広がる活力の感じられない “まち”。
この二極化が進む理由は何か。
悪循環を断ち切り、まちを活性化するメソッドがある。
“まち” のビジョンを作り、“まち” の構造を見える化し、その構造を変える。
持続可能で幸せな “まちづくり” に長年携わる著者が培ってきた誰でも試せる “まちづくり” のプロセスを伝授する。

目次

はじめに

人は「動きのあるところ」に惹きつけられる。p.ⅱ

第1章 まちづくりのホップ、ステップ、ジャンプ!

ホップ:未来へ望ましい ”まち“ の姿を描く。
ステップ:つながりを辿って 現状の構造を理解し、望ましい好循環を描く。
ジャンプ:悪循環を断ち、好循環を強めるプロジェクトを立案・実行する。

第2章 まちづくりのホップ 

1) ビジョン(vision):向かっている行き先
2) バックキャスティングでビジョンを作る
3) 共有ビジョンの描き方のコツ

第3章 まちづくりのステップ

1) システム思考で構造を見える化する
2) ループ図の作り方

第4章 まちづくりのジャンプ

1) 構造を変えるためのプロジェクトとは?
2) 多くの “まち” に役立つ、いくつかの "基本形"
3) プロジェクトを測る物差しが大事

第5章 プロセスから生まれるもの

1) “まちづくり” のチーム
2) 希望の好循環へ

終 章 “まち” の持続可能性と幸福度を考える

おわりに

「未来は地域にしかない」

『好循環のまちづくり!』を読む ②

未来創造部 (熱海)

https://mirai-sozo.work/

【Note】
まちづくりのこれからを考える ①

【まちづくり】のこれからを考える ②

【まちづくり】のこれからを考える ③

【読書百遍】
定常経済の議論は、アダムスミスの時代から云々されてきました。

社会主義の持つ社会保障制度、民主主義の持つ自由(経済や言論)を相互に取り入れたから現在まで続いたのだろう。と云う意見があります。

【Note】つぶやき 2021.03.17

2021.05.26.