見出し画像

【 風景 / 景観 】

『風景学入門 』中村良夫 著
中公新書 (1982.05.15)

はじめに

【風景】
風景を論ずる事は「群盲象を撫でるが如く」の一つの見方から見ただけ。
1) 自然の風景
2) 生活の風景
3) 風景の心像
4) 理想郷
など さまざまな風景を考察しながら、"まちづくり" の不易と流行を考える。

ブックレビューより

環境問題が景観問題を素通りして公害問題というかたちで深刻化し、美しい国土の景観は悪化の一途をたどりつつある。

本書は、人間環境の眺めである景観の意味と価値を問いなおすために、風景の視覚像の特性を明らかにし、古今のさまざまな風景体験を精査することから、生活環境を整える技術的知識体系として「風景学」を構想する。

風景を目ききし、風景への愛着を培うための一書である。
サントリー学芸賞受賞。

【中公新書HP】

http://www.chuko.co.jp/shinsho/1982/05/100650.html

この本が出版された 1980年の日本は どんな時代?

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/1980%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC

国際的視点の1980年代

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/1980%E5%B9%B4%E4%BB%A3

次に、風景から景観を考える。

『まちづくりと景観』田村明 著
岩波新書 985 (2005.12.20)

「景観」と云う言葉から、難しいように思えますが、一番わかりやすい表現は「美しい、きれいな "まち" をつくろう」
こう言うと、誰もが納得しやすいのではないでしょうか。

2020/01/27【Notより】

2020.09.30