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死ぬくらいなら世界を破壊すれば良い

「テレビもネットも見ないようにして、ただ自分が楽しいと思えることだけに集中するようになってから、人生で色々なことが成功するようになった」

このような話を聞きました。

極端な一例ではありますが、ここには生き辛さを抱える万人に雷を落とす程の物凄く重要なヒントがある気がして、私は何だか居ても立っても居られない気持ちになってくるのです。

個人的な話をすると、たしか20代前半くらいの頃に「現代に蔓延るあらゆる人工的な情報には、無意識的にヒトの行動を制限したり、能力を抑制させる情報毒のようなものが含まれているのではないか?」という強い疑いを抱き、あらゆる人工の情報を絶って、ただ自然を眺めながら、己の価値観・世界観を根こそぎ再編成するつもりで連日臨んでいたようなことがあります。「私は自身が囚われた幻影世界を丸ごと破壊し、現実世界に到達する」そのような意気込みを抱いていた筈です。

ちょうどその辺りから「人間とは何か?」「世界とは何か?」といった抽象度の高い発想が、それまでとは打って変わって頭の中にポンと生じるようになってきたことを記憶しています。ついでに心身の健康度合いもどん底だったかつてに比べれば随分と改善され、特に外出時に周りの他人が皆自分のことを知っているような奇妙な感覚(おそらく統合失調症の前兆)もスッカリ消えてくれたものです。

ついでに、それまでの私は「人間なんて居なくなれば良い」「他人と関わるくらいなら死んだ方がマシ」といった具合の極度のひねくれ者でしたが、その後長い時間を掛けて、寧ろ人間や、あらゆる他者の存在を喜べるようになってきたことや、進んで他人と関わろうと動き出すようになれたことに関して、件の"大胆な試み"が大きな一助になってくれたとも確信しています。

そういった変化を経たことで、私はようやく自分自身に成れたような気もしています。ただ生きているだけで辛く、全身がギシギシと悲鳴を上げるような違和感も薄らいで、ハマるべきところにようやくピタッとハマったとでも言いましょうか。とにかくそんな風に、雲泥の差で楽になれました。そして現在もまた「自分」という遥かなるゴール地点を目指し、試行錯誤を続けている日々です。

冒頭にご紹介させていただきました人様の成功談と照らし合わせてみても、やはりこういった思い切ったやり方こそ現代人の壊れ過ぎた頭には効くのではないでしょうか。

こういうのは人生が全て行き詰ったような感覚がある人にこそ試してみて欲しい方法ですし、こんな奇天烈な方法でも取り返しのつかない「死」を選ぶよりは遥かにマシだと思います。現に私も「自室ではベッドから出られず、時折、死に場所と死ぬ方法を探すためだけに外出する」というような有様でしたが、今ではそんな悲しい動機で動きはしませんし、ひきこもりなりにも様々な挑戦の中に生きることの面白さを見出せています。

かつての私のように苦しまれている方は、この「人工情報の遮断、並びに自然観察による正常な価値観・世界観の奪還」という方法を是非試されてみてください。両方が難しい場合は、冒頭の例にあるように「人工情報の遮断」を意識されるだけでも大きな効果があると見込まれます。

こうした根本の治癒へと繋がる"世界を破壊する為のエッセンス"を私は当初から自身のあらゆる発信に潜ませているつもりですし、今後もより洗練された形で人の回復を手助けできるよう努めて参ります。

同じような憧れを抱き、今でも様々に思索されている各分野の先生方の遠い背中に少しでも近づき、いつかはその一助となれることを目指して。

最後にオススメの自殺方法についての動画をご紹介しておきます。気分が落ち込んだ際には是非ご覧ください。



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