保坂俊司研究報告

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憲法は、コンスチチューションか?明治初期の翻訳史概観

はじめに  現行憲法改正議論が、政治日程の至上に乗って久しいが、今一つ議論が盛り上がらないし、それぞれの主張がかみ合わない。如何に、議論ベタの日本人、あるいは日本社会であっても、こと国家の骨組みである憲法の議論が、盛り上がらない背景には、憲法という存在が、国家の基本方針を基礎付ける存在である、という憲法の性質の他に、憲法という漢語(言葉あるいは熟語)そのもののが持つ複雑な意味背景が、一つの原因を作っているのではないか、というのが本小論の主張である。(この点は既に『国際情報学

    • シク教研究の成果 ー保坂俊司

      シク教研究の成果                                              シク教の聖地ゴールデン・テンプル(ハリ・マンディル・サヒブ) ラシュパティ・ババンにて、第七代インド大統領ザイル・シン閣下 シク教教団総本部SGPCの総裁ロンゴランワレ師と シク教の研究  科研研究を含む 融和・共生思想の研究  寛容思想をキーワードとして  インドと日本の宗教融和思想の研究  初期シク教グル・アマルダスの融和思想 第一部  今

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