あなたが目に見えるものを
より大事にしていると感じるとき
目に見えないものの価値よりも
表面的な、分かりやすいものに
価値を置き、
それが満たされないと
不満を感じているとき
不平を言っているとき
私はなぜか少し、悲しくなります。

目に見えるものは大事ですよね。
それは生きていく上で不可欠だから。
それは、より損をせずに、より楽しく、豊かに生きていくために不可欠なものだから。

だけど、私はどうしても
目に見えるものを得ることに一生懸命になりすぎているときは
目に見えない、もっと深いところにある自分の幸福感が欠如している時のような気がしてならないのです。

でも、私の「悲しみ」の正体は
どうせあなたへの執着でしかないのですよね。
それも実は、私の幸福感の欠如から来るのでしょう。

あなたの幸せは、何かしら？
きっと永久に掴めないものね。
だって、わたしは自分の幸福の基準さえ
不確かなのですから。

あなたのことを知ろうと思えば思うほど
あなたの心は不鮮明になっていく。
あなたの幸せは何かと探ろうとすれば
するほど
わたしは自分の幸せが分からなくなる
あなたを幸せにしたい、そう思うほどに
息苦しさばかり感じてしまう。

だからわたしは自分を知ることに専念
します。
あなたの心は、少し覗く程度で
わたしはわたしの幸せの基準を見失わないようにしながら
自分を満たすことに尽力し
その時々のあなたの気持ちに寄り添いながら、生きていくつもりです

あなたもどうか、私の幸せの基準に
流されないで、あなたの幸せを大切にして下さい。
どうか、自分を1番に思ってください。

そして時折、お互いの生き方に感銘を受け合いながら、自分自身を磨きましょう。
お互いの良いところを自分に反映させましょう。

1番大事なことはたった一つ、
あなたが幸せで
私が幸せで
その2人が一緒にいることなのですから。。