あなたは最近、本を読んでいる時
私が話しかけたらいつでも、
本を置いてわたしの話を聞いてくれるようになったわね。
とても嬉しいと感じているのよ。

でも、ごめんなさいね。
あなたが本に夢中になっている時ほど、なぜだか私はいつも話しかけてしまうの。
悪い癖ね。
さみしいからじゃないわ。決して。
あなたがそばにいるのなら、寂しいはずは
ないのだから。

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私が自分の考えを少しばかり
自信がない様子であなたに話すとき、あなたはよくこう言ってくれるの。
「それでいいと思うよ。」って…

なんて、ステキな言葉なの。
あなたはまっすぐ私の目を見て、そう言ってくれる。
その言葉を聞いた瞬間、私は救われた気持ちになるの。
余計な哲学や思想を持たない貴方の、
ピュアで、そして芯の強さを実感することば。
あなたは時折そんな風に、思いもよらない場面でわたしを助けてくれる。

でも、わたしはそんな風に助けてくれるあなたの強さを見て、同時に自分の弱さを見るのです。