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攻撃の連鎖を生んではいけない

私の活動の一環として、うつ病の理解を広めたいと思っています。精神疾患者がそれを恥じることなく、生きられる世界。

確かに日本には足りないところが多すぎる。いまだに根性論だし、労働生産性はアホみたいに低いし…みたいな、悪口なんて言おうと思えばいくらでも出てくるんですよ。

無理やり法律かなんか作ってもらって精神疾患者(マイノリティ)の地位をあげたとしても、健常者(マジョリティ)は納得しないです。「病気を盾にしやがって」みたいなヘイトが溜まるだけ。

過激な行動には過激な反撃が待ってるんですよ。お前がやるなら、俺もやるよ?みたいな正当防衛本能みたいなのがあるんでしょうかねえ。

人間のこの心理をわかっていないマイノリティ活動家が割と多くいましてね

・うつ病を理解してない奴クソすぎる!
・差別撤廃じゃ!お前ら立ち上がれ!!!

みたいな過激なスローガン掲げてるわけです。まーその立場にいる人にとっては劇薬みたいなもんで魅力的ですよ。

対立構造を煽って、民衆をネガティブに巻き込むのは簡単に支持者(フォロワー)が集まるからです。人間はネガティブなものに反応しやすいことが研究の結果でもわかっています。

John Cacioppo博士の研究では、ポジティブな感情をもたらす写真、ネガティブな感情をもたらす写真、ニュートラルな感情をもたらす写真をそれぞれ被験者に見せながら、情報処理の規模を反映する大脳皮質での電気的活動を記録したところ、ネガティブなものからの刺激に一番強く反応することが明らかになったとか。
引用:「ヒトの脳はネガティブなことに反応しやすい」という研究結果

意図的にやっている人がいてもおかしくはないですね。

攻撃の連鎖を生まないために

・こんな苦労があります
・こんな対処法があります
・こうやったらいい感じ

みたいな、ポジティブな情報を巻いていくことで、マジョリティが「それって大変じゃない?変えていかないとね」ってあたかも自分たちが「してあげている」という気持ちを持たせることが大切なんじゃないですかね?


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