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笹塚心琴ちゃんの新作小説「コトノハ」完結!あなたに必要な物語かもしれない

みなさんこんにちはー、ほしちかです。

noteで出会ってすっかり仲良くなった私のお友達、笹塚心琴ちゃん。東京と北陸と離れた距離に住んでいるのに、すでに三回も一緒に遊んだことがある私たちです(笑)



今日は彼女の素晴らしい作品群について紹介させてください。

私が心琴作品を知ったのは、たしか現代詩から。

とにかく、彼女の詩は読んだときから「なんだこれ」って感じで衝撃だったんですね。私は言葉を扱うことが好きな割に、詩作は苦手としているのですが、それでも彼女の詩を鑑賞して、すごく感じ入りました。

言葉の一個一個に生命を宿してる感じといったらいいかもしれない。

その詩は、激しくて、慟哭するようで、でも慈悲深く、彼女の心の中こそがもはや星々を生み出す小宇宙なのでは…と思ってしまうほど。

もう、正直に言うと、嫉妬するくらいです。彼女の言葉を扱う才に。

それから、ここ近年始められた短歌や俳句も、めちゃめちゃうまくなっているよね。

なにがすごいってね、この言葉をつむぐペースがハイペースなこと!

本当に、湧き出るように創作しているんだなあ、ということが感じられて、尊敬の念をいつも抱いてます。

現代詩に、短歌、俳句にとどまらず、小説までも書く、大変多才な心琴ちゃんですが、今日、全十八話に及ぶ小説「コトノハ」を完結されました。

センスがキレッキレの詩や短歌は彼女のたしかな才能のひとつですが、小説を読んでみると、本当に彼女がいままでいろんなつらいことを体験してきた道のりの中で、本当の光というか優しさにたどりついているなあ、ということがしみじみとわかるんです。

それは、彼女の小説を読んでみて初めてわかること。

「コトノハ」は群像劇の小説で、たくさんの登場人物が出てくるのですが、出てくる主要人物すべてが、心になんらかの傷を抱えています。

消せない過去を持ちながら、それでも、前へと一歩踏み出そうとする人たちが、とてもいとおしくなったり、そばで応援したくなったりします。

読むともれなく心があったかくなります。

なので、みなさん「コトノハ」完結記念にぜひ読んでみて、そして心琴ちゃんに感想を送ってあげてください。

コトノハ、五万字あるそうなので、そんな長さのものを書ききるって本当にすごいことだから。

私がnoteをやっているなかで、本当に彼女と、また彼女の才と出会えたことが嬉しくて、だから私は彼女のファンが一人でも増えるように、おすすめしていきたいと思ってるんですね。

私も負けないぞー!

心琴ちゃん、これからも良き友であり、文芸のライバルでもいてね。

そしてそのうち、詩の書き方を私に個人レクチャーしてください(笑)




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