星川レモン

【人生サバイバル備忘録】36歳上場企業中間管理職 | 二児のパパ | 渡る世間を生き抜…

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【人生サバイバル備忘録】36歳上場企業中間管理職 | 二児のパパ | 渡る世間を生き抜く考え方や生き方を発信 |誰かの心に響く文章を書いていきます

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魔法が解けた僕たちはどう生きるか

夢の世界 夢の世界と聞いてまず何を思い浮かべるだろうか 、ディズニーランド?確かにディズニーランドは現実で最も夢の世界に近い場所かもしれない。 しかし、それが作られた夢の世界だという事実に気付いてしまう時が来る。ディズニーランドでも魔法は使えないし、ミッキーの中身は人間だという圧倒的な現実があるからだ。 小学生低学年くらいまではその圧倒的な現実に気付かず楽しく過ごすことができる。 だが、小学生高学年くらいになるとこの世界の圧倒的な現実と向き合っていかなければならないのだ。夢の

    • お金を制するとは稼ぎ、守り、運用すること

      お金を制する者が人生を制する お金を制するとはお金を稼ぎ、守り、運用することだ。 多くの人が稼ぐことに重点を置いてしまうが、守ること、運用することも同じくらい大切である。 守ること、運用することの正しい知識や考え方を身に付けていないと、いくら多くのお金を稼いだところで真のお金持ちにはなれないだろう。 働き始めたすべての若者がまず最初に学ばなければならないのはお金についての正しい知識と考え方だ。 その全てを教えてくれる伝説の名著が「バビロンの大富豪」だ。 この一冊に書

      • 家庭の崩壊と再構

        家庭と組織 組織とは共通の目標や役割を持った複数人の集団。このような認識で概ね正しいだろう。 ということは2人以上の家庭も組織と言える。 今まで地球上では無数の大小様々な組織が誕生と崩壊を繰り返してきた。大きなことを達成するためにはより大きな組織を作ることが求められる。多くの人間に共通の目標を抱かせ動かすことの難しさは自明の理だが、ある一定の大きさを超えた組織ができればコントロールは容易い。 右にならえの法則だ。 多くの人が右と言う中、左を選ぶのは勇気がいる。多くの人間は

        • 僕たちのヒーロー トップガン

          男の浪漫の詰め合わせ  エンターテイメントとしての映画というのは視聴者をどれだけ惹きつけて、ワクワクさせ、憧れを抱かせるかがその価値の大小を決める。 トップガンは戦闘機という男なら誰もが憧れる乗り物を巧みに大胆に乗りこなす1人の天才イケメンによる青春群像だ。 戦闘、友情、恋愛、死、別れと青春の酸いも甘いもが全て詰まった不朽の名作でトムクルーズの出世作だ。 満を持して2022年に続編が公開され話題となった。 この作品を小学生の時に初めて見てから何度繰り返し見たかわからない

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        魔法が解けた僕たちはどう生きるか

          男児は如何にして採集から学ぶか

          男児、昆虫を採集すべし 何かを収集するのが趣味という人は多い。人に限らず生き物全般に言えることかもしれないが、何かを収集することは生物の本能なのだろう。 アリとキリギリスの物語のように、食べ物が豊富にある時こそ必死に働いて備蓄し、来たる冬を飢餓することなく生き抜く、リスクヘッジの教訓を最初に教えてくれる物語だ。 生き抜くために必要なもの、今はあるが未来になくなってしまうかもしれないものを巧みに収集できる生物がこの世界で生き残ることができるのだ。人間もそうだ。例えばお金。未来

          男児は如何にして採集から学ぶか

          日本橋馬喰町のすすめ

          馬喰町という怪奇な名前の町に10年近く住んでいた。 この町には祖母が暮らしており、大学へ通うために上京するタイミングで埼玉の実家から引っ越してきた。 私の住まいは昔お店だった建物を、住めるように改築した一軒家だった。建物は古かったが日本橋に一軒家で住めるという贅沢を当時はあまり有難いとも感じていなかったが、いざ離れてみた時に馬喰町に住むということの有り難みをひしひしと感じ、この町にまた住みたいと思う今日この頃である。 この町の良いところはなんといっても交通の便の良さだ。

          日本橋馬喰町のすすめ

          風呂は心の選択

          風呂は命の洗濯よ新世紀エヴァンゲリオンの葛城ミサトの台詞である。 「命の洗濯」とは日々の仕事や人間関係の重みや悩みを忘れ、のんびりとリラックスして過ごし滋養することで、古くからある日本の諺のようだ。風呂も命の洗濯の一つであり、風呂に入ることで体の汚れを落とすだけではなく、日々の精神的疲労も癒すことで生きるためのエネルギーを養うということだろう。 たしかに一生懸命運動したり勉強したり仕事した後に入る風呂は格別で、天にも昇る心地がし、疲労が癒やされ全て報われたような心待ちにな

          風呂は心の選択

          さよならのかわりに

          お別れの言葉小さな頃から「さよなら」という言葉が嫌いだった。 「さよなら」と言ってしまうともう二度と会えないのではないか、これが最後の会話になってしまうのではないかとなぜか恐くなった。 だから僕はなるべく「さよなら」という言葉を使わないようにしている。家族には「行ってきます」友人には「またね」会社では「お疲れ様でした」と言うようにしているし、別れ際の僅かな時間を大切にしようと決めている。次いつ会えるかわからない、もしかすると二度と会えないかもしれない、また次に笑顔で会えま

          さよならのかわりに