見出し画像

負のループから抜け出す方法

基本的に悲観的になることがなかった私。
しかしながら、
子育てを始めて、仕事との両立がうまくいかなくなったことをきっかけに
ありとあらゆることに不満を感じ悲観的になっていきました。

自分がいかにかわいそうな存在か、
ネガティブな部分ばかりに目が向いてしまう。

そうすれば、当然ながら幸せを感じられなくなります。

幸いなことに、現在はその段階から抜け出せたので、
当時、負のループに陥っていた私が
どのように抜け出したのか、
振り返りつつまとめてみます。


すべての物事は多面的


負のループに入ってしまうと見失うことがあります。

それは、
物事は多面的である
ということ。

よく例えられるのが、
コップに水が半分入った状態のこと。

これを
「水が半分もある」と捉えるのか、
「水が半分しかない」と捉えるのか。

お金に関しても、
100万円あることを十分と感じるのか、
たった100万円しかないと感じるのか。

事実は変わらないけれど、捉え方でどのようにでも感じられるわけです。

幸せは主観でしかない

同様に、幸せも捉え方次第なのは言うまでもありません。

食事をして、
美味しい!幸せ!!
お風呂に入って、
気持ちいい!幸せ!!

1つ1つを楽しめるならば、幸せはいくらでも増えていきます。

逆に、すべて「当たり前」と捉えていたら、
幸せは感じられません。

幸せは主観、
幸せは捉え方次第。

周りが言う幸せが自分にとって幸せとは限らないので、
自分の気持ちだけが知っていることです。

捉える部分も自分次第。

当然のことのようで、負のループに入っているときには見落としがちな部分です。

私の場合

ここで私のダークな過去を掘り返します。

子育てと仕事の両立ができず、負のループに入っていた当時、
私の頭の中は……

私ばっかり家事育児をしている
私だって仕事しているのに
時短勤務で仕事が中途半端
夫は仕事だけしていてずるい
私ばっかり睡眠時間をけずっている
私は自分の時間をとれない
ワンオペがきつい
……などなど。

とにかく、すべてのことに疲れていました。
そして、同時に、嬉しい楽しいといった喜びを感じられなくなっていました。

そんなとき、ワンオペ仲間の友人が言った言葉にハッとさせられたのです。

「夫はさ、こんなに可愛い子どもの色んな様子を見れなくて、
もったいないと思わないのかな。せっかく親になれたのに。」

そういう視点があったとは!

私は自分から見える世界ばかり、
自分の都合で解釈していたのでした。

自分都合の解釈でいいのだけれど、
その解釈で幸せでないならば、視点をずらす必要があったのです。

少し、視点をずらしてみると、
夫が見たくても見られない、
子どものイヤイヤして泣き叫ぶ表情、
甘える姿、
ニコニコご機嫌な姿、
初めてできるようになったこと
……などなど、
私は立ち会うことができていたのです。

この機会を逃すとは、なんともったいない!!

そもそも、自分が親になれたことも幸せなことではないか!!

そして同時に、
子育てと仕事の両立で感じた自分の感情(負の感情)さえも、
これは活かすためのもののように思えました。

この負の感情を味わえたのがありがたい。

この感情が出てきたのは
自分が理想とする生活と現実の生活がかけ離れていたことが原因。

それならば、自分が何を理想としていて、何を望んでいるのかを見つけるいい機会だと感じたのです。

いつまでも、
私はワンオペで、
自分の時間もとれずかわいそうだ
と嘆き続けることもできます。

でもそれを繰り返していても何も変わらない、
それどころか幸せは遠のくばかりです。

ワンオペだから、ワンオペの人の気持ちがわかる
時短勤務で仕事が中途半端になりがちだから、仕事の効率を上げられる
自分の時間が取れないから隙間時間を活用できるようになった
このように解釈するようにしました。

ただそれだけでは不十分で、
1番は、
働き方を変えるきっかけとなった!

負の感情を通して、
私には当時の状態は無理があることがわかりました。
結果として、
仕事・働き方を変えていきました。

これは、子育てと仕事の両立で壁があらわれたからこそのこと。
そうでなければ、何も疑問を感じずに終わっていたことでしょう。

何も疑問を感じないことは幸せかもしれないけれど、
結果的に同じ道を選んだとしても、
途中経過で考えたかどうかは重要だと思います。

私の振り返りなので、自己満足な部分もありますが、
色々な物事を多面的に捉えるよう心掛けると
負のループから抜け出すことができ、
思いがけない選択肢に出会うことも!

現状、ワンオペという状況は変わりありませんが、
自分をかわりそうだと思ったり悲観的になることはありません。

自分で選んでいるという感覚に変わりました。

きっかけは本当にわずかなことかもしれません。

なんだか負のループにはまっているなと感じたら、
違う角度から考えてみることをおすすめします!








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?