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【朝方に見える美しき白銀の光-水星】水星を見るなら今がチャンス!朝方、金星と共に美しく光る水星…水銀の名が表す銀色の光と、さそり座の赤き恒星アンタレス【次週1月18日(木)のスペース告知】


【西洋/インド占星術のセッション】


西洋占星術+インド占星術の両観点から、

「終わった後に安心感を感じることができ、今より良い未来を信じて立ち上がっていける鑑定」

を心がけ通話セッションしています。

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1月25日(木曜日)開催

インド占星術初心者向け講座
「モダン西洋占星術とインド占星術の違い」in埼玉県


今回の講座は初の関東圏での開催となります。

これ以降は関東に行けるのは最短でも春先になると思いますので、
ぜひこの機会にリアル限定での貴重なインド占星術講座をお楽しみください。


1月14日現在
講座残り→5枠
対面鑑定→売り切れ


〆切は満員になるか、1月19日(金曜)23:59までとなります。

予約受付はこちら↓



本日はただいま西方最大離角(ピークは一昨日過ぎましたが)を迎えている水星の写真をアップしたいと思います。


※ちょっと難しいですが最大離角について↓

ある惑星から見て、それよりも内側に軌道のある惑星(内惑星)は、太陽とその惑星との離角がある一定の値以上にはならない。これを最大離角といい、太陽よりも内惑星が東側にある場合を東方最大離角、西側にある場合を西方最大離角という。ここでいう「東方」「西方」とは、内惑星が太陽に対して相対的に位置する方角であり、地上から観望できる方位とは関係がない。もし東方最大離角の内惑星を眼視で観望するには、太陽が沈んだ後の西の空に残る内惑星を観望することになる。また、内惑星の離角あるいは最大離角は、地上から観望できる高度とも関係がない(離角が大きいほど、太陽から離れているので、より高い高度で観望できる、という点はあるが)。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A2%E8%A7%92



あまり簡略化して説明すると間違いを伝えてしまうかもしれないのですが、
つまりは現在は太陽と水星が最も離れて見えるタイミングと考えてもらって良いと思います。


ご存知かと思いますが太陽と水星は最大で約28度しか離れません。

水星はその時の軌道によって離れる度数の差(黄経差)は変わるのですが、
おおよそ18〜28度が最大離角とされます。

太陽の近くにあると当然、太陽の明るさで全ての星が見えなくなりますから、
常に太陽の側にいる水星は最大離角に近い距離を離れなければ見ることができません。


そして水星(と金星)はその動きによって
太陽の西側にある時は朝方に見ることができ、
太陽の東側にある時は夕方に見ることができます。

金星ならこれを明けの明星と宵の明星と言います。


水星にこうした特有の呼び名はあまり無いと思うのですが(僕が聞いたことないだけかも)
今はつまり明けの明星的な水星が見ることができます。

ちなみに金星も今は明けの明星として見ることができます。


そこで今回は現在、西方最大離角となっている水星の写真をアップしたいと思います。


まずは西方最大離角の1日前、1月11日の写真。


起きた時(AM5:40頃)は雲が多くて金星すら見えない状態だったのですが、約1時間後には雲が晴れていました。



雲が確認できると思いますが、これが晴れて見えてくる金星。
金星の明るさというのは本当に驚くものがあります。


金星は暗視モードでないスマホカメラもハッキリ映ります。


AM6:20〜30頃

そしてAM6:20頃にはこのように水星が見えました。
金星に比べたらさすがに小さくて光も弱いですが肉眼でもハッキリ確認できます。


上の写真は暗視モードではないのですが、だいぶ空が明るくなってるように見えます。
ですが実際にはまだまだ空はかなり暗いので肉眼でも綺麗に水星を観測することができました。

肉眼でも分かりますが双眼鏡で見ると水星が白銀の光なのが分かります。
水星はさすが水銀(mercury)と呼ばれるだけありますね。

金星や木星の明るさと比べると確かにCold&Dryな印象を受けます。
冷たくて他を寄せ付けない印象の色ですね。


もちろん実際は太陽に最も近い惑星なので熱い(昼間の温度430℃)ですが(笑)
でも夜になると大気が無いため-160℃まで下がるらしく、だいぶ極端なようですね。


ちなみにステラリウムで見ると下記のような位置関係になります。

https://stellarium.org/ja/


実は火星も近くにいるのですが、まだ太陽と近いので観測不可能です。

このまま太陽が進んで行けばもう少ししたら見える…はず。
まだ星空の観測をして2ヶ月程なので実際どの程度から見えるようになるのか自分の体感が無いので何とも言えないです。

この感覚的な面はセクト等にも言えますね。



そしてこちらは本日、1月14日の早朝に撮影したばかりの水星の写真です。


AM5:53

ノーマルモードだと写るのは金星だけですが、暗視モードにすると…↓


金星の右側にはアンタレスを中心としたさそり座があります。


アンタレスは肉眼で見てもかなり明るい赤色の光を放っていて、
同じように赤い星であるオリオン座のベテルギウスも思い浮かぶのですが
やはりさそり座のオポジションであるおうし座のアルデバランを思い出します。

僅かにアルデバランの方が明るいようですが
個人的にはアンタレスの方が少し明るいように見えます…
見えるのが朝方で空気が澄んでるからかもしれないですが。


AM6:19

徐々に明るくなってきて、この段階で水星が見えています。


こちらですね、かなり見えにくくて申し訳ないですが😅


もうしばらくはこのように明け方の水星が見える時期が続くと思います。

先月には夕方に見えていたのに、もう1ヶ月程で朝方に見える位置に移動してるのは何とも水星らしさを感じると言いますか、
さすが安定性に欠ける星と言われるだけありますね。

言葉だけで例えるなら日和見菌のようなイメージです(笑)


とはいえ双子座4天体で水星を強いディスポジターとして持ってる僕も発信内容がフラフラしがちですね😂


ちなみにこの水星、西方最大離角に近づく少し前から実は見えていました。

これはしぶんぎ座流星群を見ていた1月5日のことですね。↓



さすがに流れ星の撮影はできなかったのですが、
しぶんぎ座流星群の時は流れ星が3個も見えましたよ。

流れ星は小さいものがあった場合は見えないのかもしれないですが、僕は肉眼で見えたのは3個です。
(流れ星自体は地球の大気圏との摩擦で起こるので距離は近い)

右側に光るはこと座のベガ。ちなみにしぶんぎ座という星座自体は今はもう無いのですが名残りとして名前だけあるようです。


AM5:58

この時は一番、目立つ金星の右下にアンタレスがいます。
惑星の公転を感じれますね。



AM6:18

この距離感だと分からないですが…


指の部分、見えましたね。


この時はまだ水星が朝方見えるかどうかギリギリの位置だったかもしれません。

僕の地域は山の方なので空気もちょっと澄んでいて見やすかったのか…
とはいえそれなり湿度を感じるエリアなので北海道のような星空というわけにはいきませんが。


ともあれ、まだまだ明け方に水星を見る日は続きますので
ぜひ皆さんもご覧になってみてください。

ちなみに先月にスペースにお越しいただいた、
ぐらさんが星空の写真を共有されてる観測占星部というコミュニティをXで運営されています。

星空の写真を共有し合う場としてご興味ある方はご覧になってみてくださいね。
入部は誰でも可能なのかは不明ですが、そちらもぜひお問い合わせしてみてください。↓



また、先日は医療占星術をテーマに福本基先生にスペースにお越しいただきましたが、
次回は少し似た話題として惑星のエネルギーを宿す石(護符)-タリスマンを制作されてる

芳垣宗久先生にスペースにお越しいただきます。



惑星のエネルギーが宿るとされるタリスマンは個人的にはかなり興味あるトピックです。

僕みたいに火星蟹座だったり金星力が弱い人間には必須かもしれません(笑)

ただ単純に足りない惑星のエネルギーを満たすだけだとあまり良くない作用もあるらしいので、
その辺もお伺いできたら良いですね。

詳しくはこちらでも解説されています。↓


芳垣宗久先生とのスペースは1月18日(木曜日)21:00から、

どうぞ宜しくお願い致します!



この他の天体観測の記事↓

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