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組織の維持のために、排除すべき人のタイプは?

組織の維持を目的とする場合、以下のようなタイプの人々は排除するべきです。

1. 不誠実な人
 組織内の信頼関係が重要な場合、不誠実な人々は組織の安定性を損なう可能性があります。例えば、うそをついたり、約束を破ったり、他の人を欺いたりする人々は、信頼関係を壊してしまいます。自分を優秀に見せるため、自分のミスを隠すため、嘘をついていても、だいたいの場合は見抜かれます。指摘されずとも、「あー、この人はこういう人間なんだ」という印象を与え、信じられることはなくなり、仕事も任せられなくなります。
 自分のことしか考えないで行動する人もこのタイプに含まれます。早く帰りたいから、この仕事は明日に!!と言って帰ってしまうが、実は早くやらなければならない仕事というのはよくある話。自分の仕事が遅れるために、次にそれを引き継いでやらなくてはならない人の時間がどんどんなくなるということもよくあります。自己中心的な人は、組織には向きません。

2. 組織文化に合わない人
 組織文化は、共有の価値観、信念、および行動パターンに基づいて構築されます。組織文化に合わない人々は、その組織に対して否定的な影響を与える可能性があります。例えば、組織内で協調性が重要な場合、対立的な態度を取る人々は、チームの協調性を損なう可能性があります。

3. 自分の可能性を信じずに努力しない人
 やれるのにやらない人はどこの組織にもいます。こういう人は、周りに悪影響しか与えません。やれるのにやらないために、そのやらない仕事を他の人がやることになり、組織維持が難しくなります。公私の区別ができない人もこのタイプに入ります。優先順位の高低の判断ができないため、私生活を優先し、組織に迷惑をかけます。

 また、業績が悪い人というタイプもいますが、私はこういう人は排除すべきとは一概には思いません。確かに、組織が成長し続けるためには、優秀なパフォーマンスを発揮する人々が必要です。業績が悪い人々は、組織の目標を達成するための妨げとなる場合があります。が、努力してできる人とそうでない人がいます。努力しているのに、できない人というのは、できるまでとことん付き合ってあげるべきと考えます。それがまた組織にいい効果をもたらすと信じます。

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