細川まなか(まなかいご)【育児と介護と会社員】

こどものことを考えると、日本の未来が見えてくる。 みんなが豊かな気持ちで過ごせる社会を…

細川まなか(まなかいご)【育児と介護と会社員】

こどものことを考えると、日本の未来が見えてくる。 みんなが豊かな気持ちで過ごせる社会を。 労働時間に縛られない働き方改革で、 育児や介護をしながらでも仕事ができる環境を。 育児と介護のダブルケア中 平成元年生まれ 小学生と幼児の2児の母

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介護休業/休暇制度を解説! 34歳2児の母 3か月の介護休業を取得して

介護休業を取得してみてこんにちは!まなかいごです。 この度、法律で定める介護休業の期間 93日を満了し、職場復帰を果たすこととなりました。 今回のブログでは、介護休業と介護休暇の制度を解説するとともに、実際に私が介護休業を取得して感じたことをお話しさせていただきます! 介護休業制度とは①育児介護休業法で定められている ②期間 最大93日 例えば 30日、30日、33日 に分けて取得してもいいですし、 今回の私のように 93日まとめて取得することも可能です。 ③要件

    • 裏金問題、女性議員比率世界165位、このままでいいの?日本の選挙制度

      ※下記の文章は、2023年6月~12月に開校された第一回こくみん政治塾の卒業論文として提出したものを、一部編集したものです。  現在の日本の選挙を左右しているのは政策ではなく、認知の回数や人柄、信頼できる人からの推薦など、政策以外のものである。特に認知に関しては、個々の政治家が時間と人手、お金をかけて手に入れるものとなっている現状があり、時間や人手、お金をかけられない政治家は厳しい戦いを強いられる事になる。「選挙に強くならないと言いたいことも言えない」とはまさにその通りでは

      • 介護や出産で離職→非正規雇用は日本の損失?大学費無償化は税金の無駄遣い?今こそ日本の働き方改革を

        16年間国立校で学んだ女が築いた最長キャリアは「ミスタードーナツのスタッフ」先日、X(旧Twitter)で気になる投稿を見つけました。 投稿者は遺産問題について言及していますが、私が気になったのはこの一行。 16年間国立校で学んだ女が築いた最長キャリアは「ミスタードーナツのスタッフ」 文章のうまさに思わず笑ってしまいました。 いやいや、笑っている場合ではない! これって多分、今の日本の課題なのです。 産んで辞めたら最後、正社員には戻れない花束を渡されて、皆に見送られて、、

        • 某芸人による性加害報道や、過去の被災地での性被害を聞いて思うこと

          8年「も」の時間を経過して某芸人の性加害疑惑報道が出た昨年末。 この話題を知り合いの男性に振ると出たのは、 「報道が事実なら由々しき事態だけど、何故8年もの間黙っていたのか」 という心からの疑問でした。 私はそれを聞いて心底ガックリしましたが、私はその男性を信頼していましたし、その言葉が心からの疑問であったために、おそらく多くの男性(女性も)そう思っているのでは?と感じました。 だから是非、お話ししたい。 ”何故8年の時を超えた今なのか?” 自民党の裏金問題から世間の関心を逸

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          パーキンソン病要介護4を車椅子ベルトで固定してみた!

          皆さんこんにちは「まなかいご」です。 今日は パーキンソン病要介護4の父を車椅子ベルトで固定してみた!15年以上パーキンソン病を患っている父。 長い間ドーパミン系の薬を飲み続けてきた関係で、ジスキネジアといって体が自分の意思と関係なくバタバタ動いてしまう症状があります。 ここ数ヶ月はかなり酷く、食事の時も椅子に座ってられない状態に。 私がいれば抱き上げて椅子に座り直させることができるのですが、毎日介護をしている70歳近い母は背中を痛めてしまう等、体力の限界に。 そこで探し

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          パーキンソン病要介護4の父を足湯に入れてみた!

          皆さんこんにちは「まなかいご」です。 今日は パーキンソン病要介護4の父を足湯に入れてみた!ということで、 自宅で入浴することができない父に、足湯を用意してみました! 今回使用した足湯の機械は、水を入れ、電源を差すことにより、どこでも気軽に足湯ができるという便利な代物です。 侮るなかれ!足湯の効果体の筋肉が動かなくなっていくパーキンソン病 体の筋肉がうまく動かせなくなるパーキンソン病の父。 体が硬くなるとさらに動きにくくなり、ベッドに寝たままになり、さらに動きが悪化す

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          パーキンソン病要介護4の父に布おむつを履かせてみた!

          皆さんこんにちは「まなかいご」です。 今日は パーキンソン病要介護4に布おむつを履かせてみた!ということで、 環境にもお肌にも優しい「布おむつ」を使用した感想をご紹介します! 布おむつを使用してみようと思ったきっかけは、実は私の育児にあります。 二人目の出産後、当たり前のように使用していた使い捨ての母乳パット。 結構コストがかかるな~と思い、布製に変更したところ、その心地よさに驚き! あの吸収剤独特のペタペタした感じがなく、普通の服と同じ感覚なのです。(考えてみれば当たり

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          パーキンソン病要介護4の父を見守りカメラで見守ってみた!

          皆さんこんにちは「まなかいご」です。 今日は パーキンソン病要介護4の父を見守りカメラで見守ってみた!ということで、 Amazonで購入した「見守りカメラ」を使用した感想をご紹介します! 今回私が購入したカメラは、 自宅に設置したWi-Fiにカメラをつなげることにより、 スマートフォンで父の様子を見守ることができるというものです。 介護者である母や私がどうしても家を空けなければならない時、 父の様子を見守る手段があればいいのに!ということで導入してみました。 実際の使い方

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          育児と介護 現代の日本における奴隷制度

          「ある奴隷少女に起こった出来事」ハリエット・アン・ジェイコブズ著「部屋を整理していたら出てきた」 「面白そうですね、貸してください」 社交辞令に近いやり取りで借りた本。 読む暇のないまま2週間ほどが過ぎ、 さすがに返却しなければと、 子供たちが起きてくる前、まだ薄暗い早朝や、 父が入浴の介助をされている間の僅かな自由時間を使い読みました。 どんどんと引きずり込まれていく心。 読み終わると、私の中には黒いものがへばりつき、 日常に戻ろうとする私の感情を酷く乱しました。 本を持

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          パーキンソン病要介護4の父にAmazon Fire Stickをあげてみた!

          皆さんこんにちは「まなかいご」です。 今日は 要介護4の父にAmazon fire stickをあげてみた!ということで、 「Amazon fire stick」 テレビに挿すとテレビの画面でyoutubeをはじめ 様々なサブスクリプション見れるという すごく便利なグッズ。 これを、 パーキンソン病、要介護4の父(78歳)にあげてみたらどうなる?! ということで動画にしてみました。 私のおすすめのポイントは、 リモコンのボタンを押しながらしゃべると検索ができる!ということ

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          【パーキンソン病】発症と進行のリアル

          何かがおかしい 2005~2007年頃今年で78歳となる父。 初めに異変を感じたのはもう今から16、7年前。 身体の動きがどうもぎこちなくなり、 ダンス講師をしていた父のお客さんたちの顔が、次第に曇っていく。 曖昧な言葉を残し去っていく常連客。 一体どうしたのか、家族には良くわからない。 ただモタモタとする父に苛立っていた。 それが病気などとは、思いつきもしなかった。 考えてみれば当時、思い通りにならない体に、 一番苛立っていたのは父本人だっただろう。 きっかけは物損事故だ

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          本当にやりたいことは何だ?~私が介護を選んだ理由~

          春先に母親と仲違いした。 理由は私が政治活動にボランティアとして参加し、 SNSで家族のことを喋りすぎたからだった。 子育ての苦しさ、女性の社会復帰の壁、上がらない賃金、障害者や要介護者の問題etc… 自分と家族を取り巻く様々な問題に疑問を感じていた。 社会を変えたかった。 それが正義だと信じ、実行しなければ怠慢だと思い込んでいた。 「私たちのことは放っておいて」 それが母の言葉だった。 理解し難かった。 家族のためを思い始めた活動が、 どうして否定されるのかと、私は怒り

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          34歳2児の母 会社を休んで選んだ介護の時間

          2度目の育児休業から復帰して1年 他部署からの引き抜きを、所属の事業部長が止めた。 「まだ残ってやってほしい仕事がある」 復職してからの一年間、 がむしゃらに働いてきた結果だった。 上司への働きかけ、後輩の取りまとめ、異動希望部署へのアプローチ。 出産、育児で失った社内での立場を取り戻すため やれる限りのことをやった。 プロジェクトの成果が認められ、 執行役員や社長との繋がりもできた。 もう子供を産むつもりはないし、 これ以上、好きだった仕事を休む必要はない。 そう思っていた

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