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一期生インタビュー①高木さん

独特の雰囲気と圧倒的なフォトジェニック?で、インターン生からお家元まで魅了する、慶應義塾大学3年の高木さんのインタビューです!

① 名前:高木 駿
② 参加当時の大学・学部・学年:慶應義塾大学・文学部・2年
③ どうやってインターンを見つけましたか?:大学の掲示板に張り出されていた募集要項を見て応募しました。

④ 応募した理由は?:以前から能楽をよく鑑賞しており、実際に能楽堂での公演事業はどのようにして行われているのか、また伝統の継承や能装束・面などの文化財保存について、現場はどのように取り組んでいるのかについて関心があったため、応募しました。


⑤ 一番思い出に残っているプログラムと、その理由は?:能装束についてのレクチャーでは、明治維新以前と以後では生糸改良により装束の質感が異なっているということを初めて知りました。
また、古い装束を再現するに当たって、刺繍の技術に過去と現在で差が生じてしまい、正確な模写が出来ないなどの技術的課題があることを、実際に実物を観察することで確かめられたのが最も有意義であったと思います。


⑥ インターンで得たことは?:「守るべき点は守りつつ如何にして 発展させるか」という能楽の今後について、身をもって体感できたことです。
伝統を守るということは、単なる同じことの繰り返しでは駄目であり、かといって変えすぎてしまってもいけないという、バランス感覚のもと日々模索されているということを、能楽に携わる様々な方から学ぶことが出来ました。


⑦インターン、後輩へのおすすめポイントは?: 現代を生きる我々にとって「伝統文化」とは何なのか、どのように向き合えばよいのか、また現代社会とどう関わりを持っていくべきなのかについて、より深く考える機会がこのインターンシップには詰まっています。

⑧ 長期インターンについて自由に!:堅苦しいものと見られがちの能楽の奥深さ、新たな一面を一人でも多くの人に伝えられるよう、活動していきたいと考えています。

そんな高木さんのインタビュー動画はこちらです!

お問い合わせはこのアカウント、または宝生会(http://www.hosho.or.jp/)まで!

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