腹痛とミクシィ Vol.6

心療内科に通院しても症状の改善はなく次の行動に移ります。その時のことをミクシィにこう書いていました。


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これでは一向に良くならないので先生に「フラフラするんですけどと血液検査とかしてもらえませんか?」と言ったらやっと血液検査をしてくれた。
結果は前と同じ。また注射打たれるのかと思いきや別の内科を紹介された。ってここじゃ治してくれないの?心療内科はそういうところなのかなーと思いながら紹介された病院へ。今までのことを話すと「うんうん。じゃあまずは痔の検査をしようか。」と別の部屋へ、前にもこの検査はしたことがあるのだが嫌な予感しかない。

「横になって体育座りみたいに足を抱えてください。」と言われその通りに。次にタオルを下半身にかぶせてそれからズボンをお尻が見えるぐらい下ろす。 この姿勢をとると不思議と力が入らない。まさに無防備。しばらく先生登場。しかしこの検査は患者と先生が同じ方向を向いているので患者は先生が全く見えない。なので不安が倍増する。「ギュッ、ギュッ」っと先生の手袋をつける音でさらに不安に。ここから先は先生しだいだと思うが、先生は何も言わずいきなり指を穴に入れてくる。思わず声が出る・・・・そしてその指を穴の中で入念に回す。さらに痛い。痛いといっても経験したことの無い痛さだ。なぜ回すのかはおそらく血液がついていないか見る為だろう。

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ミクシィの途中ですがここまでの検査は今まで通院した病院でもあったわけです。ここからがこの内科ならではというか特徴的なところでもあったので当時の私は熱心に書いています。ミクシィに戻ります。


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終了・・・かと思いきや先生が「男だから大きいのにしようか。」

???何が???

「カシャンッ!カシャンッ!」
と金属音が聞こえる。もちろん俺は姿勢を変えることができないのでどんなものなのかわからない。ただわかっているのは大きいのと小さいのがあってその大きいのが音を立てているということだけだ。不安も束の間。次の瞬間冷たいものが入れられた。しかもまるでどこまで入るか試しているかのように金属の棒のようなものが入ってきた。痛いってモンじゃない。喘ぎというか叫びが自然とでる。「男だから我慢しろ。」って、小さいのにしてくれなんて男だから言えない。そして、やっと終了。結局いまだにあの金属は何かわからない。検査結果は「痔だね。」前と同じだ。
血液検査の結果もふまえて鉄分を補う錠剤と。腸の働きをよくする整腸剤。そして痔の薬。前ももらったことのある薬だ。鉄分の薬は初めてで仕方なく飲み始めるが薬の副作用がしんどい。吐き気がする。1週間後先生に聞いてみると。「そうなんよ。鉄分を補う薬は副作用が強いんよ。」
っておい!言ってくれよ!
整腸剤と鉄分の薬。整腸剤とは便秘がちの人には便をゆるく。逆に下痢気味の人は適度に固くしてくれる魔法のような薬である。経験上、この薬はお腹の調子が悪いと判断されると結構な確率で処方される。鉄分の薬は吐き気がする。鉄分が取れている証拠に便が黒くなる。整腸剤を飲んでもお腹の調子はよくならず。鉄分の薬を飲んでも血便が出たら意味が無い。


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通算で3回目の痔の診断です。下血という症状の原因の多くは痔なんでしょう。特に私の場合は肛門に近い直腸付近での出血なのでなおさらです。しかし、2022年現在「下血 原因」で検索すると内蔵疾患の紹介の方がたくさん出てきます。もし、現在私が20代で同じような状態ならすぐに大腸カメラをしたでしょうか、たぶんしていないと思います。「たいしたことない」という希望のような願望をがっちりつかんで離していないからです。希望をつかんで離さないことは、いいことなのにこの時は完全に悪いことに作用していることがわかります。

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