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人生初の焚き火飲みに挑戦!赤ポン、白ポンを飲みながら考える「焚き火的幸せの在り方」

みなさん、こんにちは。目次ほたるです。

あっとう間に秋が終わったかと思いきや、いきなり冷え込む日が増えてきた、今日このごろ。

寒くなると本能的に蓄えたくなるのか、留まるところを知らない食欲の暴走を必死に抑えながら、私は今日も自宅で怠惰に猫と転がっております。

「寒くなってきたし、ゆったり楽しめるようなお酒はないかな〜」と思っていたら、創業130年を超える歴史を持つ酒造・梅乃宿酒造さんから、そんなときにぴったりな果実酒「赤ポン」「白ポン」をいただいてしまったんです...!

というわけで、今回は私の晩酌の様子をお送りします。
(このnoteを書いたのは、9月下旬なので、服装がちょっと寒そうなのはスルーしてね)


冷えた心を燃やしたい!焚き火飲みに挑戦してみた

せっかくお酒をいただいたけれど、せっかくなら誰かとシェアハピしたい。そんなわけで、今回はピンチヒッターとして私の人生の先輩である、山中散歩さんをお呼びしました。

山中さんは、文章と写真を通じて「生き方の語りをふやす」ことに取り組む「生き方編集者」を生業としている方。

家族、パートナーシップ、キャリアブレイク、ナラティブなどのテーマを中心に、世の中の見え方を変え、日々の選択肢を増やし、明日からも生きる気力を生み出してくれる記事をたくさん世に送り出しています。

▼山中散歩さんのnoteはこちらから

まだまだライターとしてひよっこな私にとって、山中さんの発信や仕事に対する姿勢は、学ぶべきことが多く、頼りになる存在です。

さて、そんな先輩に対して、ノーアイデアの私が「ただ飲むのはつまらないので、せっかくならいつもと違うシチュエーションで飲みませんか?」というむちゃぶりをしてみました。

すると、山中さんが「じゃあ、焚き火をしよう!」と最高の提案してくださったので、今回急遽「焚き火飲み会」を開催することに…!

焚き火なら、落ち込んだ心も物理的な火力で暖められそうな気がします。

焚き火に対して、だいぶ前のめりな山中さん。ありがてぇ。

なぜか私よりノリノリの山中さんが、いつのまにか焚き火台まで準備してくださったので、焚き火台とお酒、おつまみを抱えて、焚き火ができる河川敷に向かいました。

河川敷に到着!協力して、焚き火の準備をスタート

時刻は17:00。この日は晴れていて、風がほどよく涼しい絶好の焚き火日和。山中さんが持ってきてくださった焚き火台を設置して、まずは薪を割っていきます。

マイ鉈で薪を割ってくれる山中さん。
普通に危険だったので、このあとちゃんと手袋を付けています。

最近は、キャンプやグランピングが流行っていますが、私は自他共に認める引きこもりなので参加したことはなく、焚き火に挑戦するのも初めて。

「これから焚き火をやるぞ!」という雰囲気だけでも、なんだかワクワクしてきます。

薪割りは山中さんに任せて、私は小枝拾いに徹しました。
役割分担をして、黙々と準備するのもアウトドアの醍醐味なのかも。

薪割りが終わったら、設置した焚き火台に薪を組んでいきます。イラストなんかでよく見る三角形に組んである薪は、酸素がたっぷり取り込めるようにあの形になっているのだと教えてもらって、長年の謎が解けました。全然知らんかった。

焚き火を囲んで飲む「赤ポン」「白ポン」は、ちょっと意外な大人の味

焚き火の準備ができ、いよいよ着火!火をつけて、薪を仰ぐと、どんどん炎が強くなっていきます。ゆらゆらと輝く焚き火を眺めるだけで、こんなにも心が癒やされるのって、どうしてなんだろう。

炎が安定してきたら、焚き火を囲みながらお酒の準備。初めて飲む「赤ポン」「白ポン」の味が楽しみでなりません!

「赤ポン」「白ポン」は、長い年月に渡ってお酒づくりに向き合ってきた梅乃宿酒造さんが作った、本格派の果実酒なのだそう。

赤ポンはぶどう味、白ポンはグレープフルーツ味と、どちらも酒のつまみに合いそうなフレーバーです。

原材料を見てみると、どうやら「ワイン」と「日本酒」が入っている!?私にとって、この2つは未知の組み合わせなのですが、一体、どんな味なのでしょうか…?

頬が「ポッ」と赤らむ様子を表現したパッケージがキュート

今回は、氷と炭酸を用意して、ソーダ割りでいただきました。それでは、乾杯〜!

まずは、赤ポンのほうから飲んでみると、想像していたよりもずっと爽やかな呑み口に驚きました。

ぶどうの甘みを、赤ワイン独特の深みと樽の香りが包んでいる感じ。そこに、日本酒の柔らかな口当たりが加わって、お酒に弱い私でもスイスイ飲めてしまいます。

ふとボトルを見てみると、赤ポンのアルコール度数が8%あることに気がついて、ビビりました。
爽やかでエグみがないから、気がつくとコップが空いています。赤ポン、恐ろしい子…‼

続いて、白ポンを飲んでみると、さっぱりとして甘さ控えめ。白ワインと日本酒の力を借りて、グレープフルーツの酸味と苦味が丁寧に表現されています。

普段から果実酒はよく飲むのですが、甘みが強いお酒をずっと飲んでいると、ちょっと疲れちゃうときってありませんか?

赤ポン、白ポンは、ただジュースのようなお酒を作るのではなく、お酒ならではの香りや味の複雑さを広く楽しんでもらえるよう、さらりと飲める口当たりにこだわっている感じがします。

私のような「お酒を楽しみたいけど、そんなに強くないから、飲みにくいのはちょっと…」というわがままな酒弱民(さけよわんちゅ)にも大満足の逸品でした!

普段は、果実酒をあまり飲まない山中さんも、
赤ポン、白ポンのおいしさを謎なポーズで表現してくれました。

炎を眺めて乾杯しながら考える「焚き火的幸せの在り方」

「幸せって、なんなんでしょう…?」

もう何度目かわからない乾杯を交わすと、どちらからともなく、そんな言葉がこぼれ落ちます。

普段、面と向かって話せないような日々の悩みや本音も、焚き火とお酒の力を借りれば、素直に話せるのかも。

「毎日SNSを見ていると、自分の持っているちょっとした幸せと、誰かのキラキラした幸せを比べてしまって、たまに苦しくなるんですよね」

私がそんな悩みを打ち明けると、山中さんがウンウンと一緒に悩みながら、幸せについて考えてくれました。

すると話しているうちに、「幸せは、焚き火のようなものなのかもしれない」という結論に。

薪を割ったり、風を送ったり、手間をかけて面倒をみてあげないとすぐに火が消えてしまう焚き火。

幸せも、きっとこうして少しずつ世話をしてやることで、維持していけるものなのかもしれません。たとえ、それが小さな炎だとしても、ちゃんとそこで燃やし続けることに意味がある。それが幸せの在り方なのかも。

「花火みたいな、デカい幸せを打ち上げる人もいるし、俺たちみたいに小さな焚き火のような幸せを愛でたい人もいる。だから、たまに誰かの焚き火を見に行って、一緒に薪を焚べたり、大きな花火を打ち上げたい人を手伝いに行って、一緒にその美しさを眺めたり。そんな人生を送りたいよね」

そう優しく笑った山中さんの言葉が、今でも心に残っています。

自然に触れたり、薪を燃やしたり、お酒を飲んだりするのは、人間がずっと昔から続けてきた、原始的な行い。

私たちをちょっと野生に戻してくれるそんな時間は、日々一生懸命生きていて、いつのまにか心の奥に置き去りにしていた気持ちを、優しく掬いあげてくれるのかもしれない。そう思えた瞬間でした。

最近、自分自身と向き合う時間がなくなってきたという方や、もっと心の距離を縮めたい人がいるという方は、ぜひ親しい誰かと集まって、焚き火でも眺めながら、赤ポン・白ポンを飲んでみてはいかがでしょうか。

ほどよく酔えて、口当たりがいいので、いつのまにか杯が進んでしまうかも。そうしているうちに、きっと緊張が解けて、いつもより深いテーマで話し合えたり、気恥ずかしくて話せなかった話題に触れられるきっかけになると思います。

対話はまだ自分でも知らなかった自分自身の存在や、親しい誰かの新しい一面に出会う方法の1つ。そんな出会いを手助けしてくれる存在の1つとして、赤ポン・白ポンはとてもオススメです。

「赤ポン」「白ポン」 / 梅乃宿

創業130余年の歴史ある酒造「梅乃宿」がつくる本格的なフルーツ酒です。糖類も、酸味料も、香料も不使用。和洋中さまざまな料理と合わせやすく、飲み方はストレートでもアレンジで自由自在。赤ポン・白ポンを食卓の真んなかに、楽しい食事や会話を広げて、ポッとした時間を過ごしませんか?

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