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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

今悩む方への「こころの絆創膏【名古屋市】」紹介

ゲートキーパーで全3回ではロールプレイも含めて多くての学びがありました。終了後は平凡な毎日を送っています。 一時セラピストやカウンセラーの民間資格をとって悩める人の手助けや支えになりたいと思っていました。 対象の方とは出会わずに年月が経ってわたしの役割りはどうやらそうではない事に気づきました。 悩んでいる人と出会ったら渡そうと持っていた「こころの絆創膏【名古屋市】」の名刺版もボロボロになってきたのでwebで残す事にしました。 夢を持ってそれに向かうのもいいけど自分に与

これでいいのかのモヤモヤもあるけど人は人自分は自分!

リアルで出会った知人に自分の理念にあった新規事業の営業で各地へ告知に行かれているのを目にして羨ましさや嫉妬感があったりします。 これまで福祉・介護職をしていてやり甲斐と言うか感動を感じたのは発達障害の子供さん(兄)の同行援護を新たに始めたご家庭でお母様が「これで今まで寂しい思い弟とゆっくり話しが出来る」とご家族がとても嬉しいそうに話された時でした。 たった2時間程度の移動支援、入浴&食事のパート仕事でそこまで喜ばれる事に驚きもありました。 今の仕事は散々転職して巡りあっ

折り畳み自転車運搬でベビーカー•車イス移動の大変さを実感

前のブログでも、書きましたが通勤先のバス時刻の変更で土日祝日の帰りの便が無くなりました。 対応として月数回なので駅まで30分歩くか駅から自転車通勤に切り替えるかが思い浮かびました。結果は折り畳み自転車を購入して自転車通勤にしました。 タイミング良く年度初めて且つ週初めの月曜日は休日でしてので折り畳み自転車を公共機関で運ぶ事にしました。 元々自転車は持って居たのでレンタカーを使用したのでは購入した意味が無いと思ってでした。 最寄り駅は人口が少なく楽でしてが乗り換え駅が主

身近な出来事から介護業界に思うこと

自転車購入から感じた人件費通勤のために折り畳み自転車を購入してそこで思った事です。 ネットなら12.000円からありますが家内は実店舗に拘ったので近所の自転車店にしました。 電話で確認するとライト等を付けると3万円超えとの事、実店舗は人件費が掛かるので50%から100%ほど価格は上がります。 物の購入は人それぞれなのでネット、実店舗どちらでもいいけど人件費(サービス)は価格に反映されます。 人件費のかたまりでありサービスの質が価格に反映されない介護は不可思議な世界。

訪問介護のトラブル体験- 人間の目的は生まれてから見つけるもの

重度訪問介護で3件の利用者さんからNGを頂き支援が中止になりました。1人目の方は難しい方でお眼鏡に叶うのは一部の人でしたので仕方ないと思いましたが、2人目は数回支援してもう少しと思っている矢先の打ち切りでした。 3人目の方は2ヶ月以上関わっていましたがスムーズな支援が出来ないまま、致命的なミスをしてしまい「ここまでと諦めました」が温情で月末まで同行を許されて最後は温かい言葉掛けを頂きました。 ただ入社時から関わり1年以上関わっている利用者さんで話せない方の支援は一時あわや

ゲートキーパー全3回の講習会を終えて

念願だったゲートキーパー研修全3回を終えました。 慣れて来たためか最終のためかグループワークのロールプレイングがとても印象的でした。 テキストからの心に残った文章を紹介します。 ·傘をさす支援といっしょに濡れる支援 ·共倒れにならない 会えない場合でも、出来る範囲で支援する。 ·つながっていると思える関係を大切に 各種の悩み相談窓口は多数あるもののほぼ電話相談でLine相談窓口は数か所しかなくSNS時代の遅れを感じました。 実際に電話相談した方の体験で相談員の冷たさを

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ゲートキーパー3部作その2実践研修終了

介護会社に思う会管理者とヘルパーのギャップ

デイサービスでの苦い思い出  これはアルバイトで数回通って離脱した大手介護会社の話しです。1階が施設で2階が事務所になっていて着替えといっても上から制服を着るだけなのでオープンだったと思います。 ある朝に2階に上がるとスーツ姿の男性が居たので軽く会釈をして下に降りると本部役員との事。その方だけか上層部全体かは分かりませんがヘルパーを見下す感じを受けました。 そこはデイサービスでジムのような健康促進器具が多数あってレクチャーを受けたながら利用者さん対応をしていました。送迎も

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ゲートキーパー3部作その1入門研修終了

2024年は集大成の歳·ヒントは「白雪姫プロジェクト&ゲートキーパー」かな?!

「声なき人の想いを知り伝えたいから」出会った白雪姫プロジェクト この先にやりたいと思うのは「気の合う人のコミニケーション支援」です。具体的には決まっていせんがヒントは「植物状態の人にある想いを伝える白雪姫プロジェクト」と「心の孤立状況の人の助っ人ゲートキーパー」にある様に思っています。 精神障害·知的障害者の支援にはご家族様のフォローの必要性を感じてセラピーやヒーリングを学びました。そして興味のあった「ゲートキーパー」を受講することになりました。 1人のろう者の出会いを

介護で物言えぬ利用者さんと出会って1年たって気付いたこと。

私が重度訪問介護会社に入った一般会社で言えば常連さんで脳障害でベッド生活をされて話す事の出来ません。 重度知的障害者の支援経験があったので関わりは自分なりにスムーズでしが身体介護に時間が掛かったように思います。   話せないからと言っても意思があり介護の鉄則である「同意」を取る事から始めますが自分事に捉えれば理解出来るが「酸欠で苦しくなる吸引」や「口の中に歯ブラシを入れられる」のは否定したい気持ちは理解出来ます。 生活で必要な事は拒否の思いを受け止めながら工夫しながら楽

ふくはぴ愛知の林さんと談話して新しい方向性が見えて来た!

たった1人の障害者から始まった福祉ボランティアそして介護職の先が見えずに来年アラカンを迎えるにあたって新年の目標を決めかねていました。 50歳に介護職になり色々と見聞きして経験もしました。理想に燃えて入ったものの現実の厳しさを知ってギャップを感じました。 営利団体なら儲けは当然ながら福祉にコスパが必要なのかを感じながらふくはぴ愛知の林さんとお会いしました。 動画にもありますがふくはぴ愛知が無料でケアサポートマッチングする理由と現状をお聞きしました。 資本主義の世の中、

海の水は沸かせないが鍋なら沸かせる「ふくはぴ愛知」紹介!

人生50年と言いながら間もなく還暦を迎えようとしています。八日目の蝉では無いですが地上寿命が七日と言われる蝉がもし一匹だけ生き残った世界を想像しました。 そんな中でネットで出会ったふくはぴ愛知さんの説明交流会が公開されました。 社会人になり上京して不安な時に出会った障害を持った方の優しさが支えになり、それから知的障害の方と交流が人生の方向性を決めたように感じます。 介助者が居ないと生活が成り立たない要支援者と過不足で生活が安定しないヘルパー。そんな中で一筋の光となるマッ