人間だった ~noteで繋がった人とお会いした件~
SNSで一年を振り返ると多くの人が「今年も出会いに恵まれた年でした」なんてことをつい口にしているように思うが、私もそのうちの一人である。
しかし、今年は例年とやや違う。それはネット上で知り合った人と現実世界で会う機会に多く恵まれたいうことである。たとえば最近流行りのマッチングアプリがその一つに当たる。ただ、このnoteも然りだ。
私自身はnoteで本格的に投稿を開始して4年目になる。特に最初の2年ほどは週に5回、何かしらを投稿していたわけであるが、今思えばまぁよくもそんなに続いたものだなと思う。その二年は「なんだかこれおかしくないか」という一丁前な社会に対する疑義であったり、何者でもない私とは言え「ここに俺はいるぞ!」といった自己主張がそのパワーの源だったのだろう。
一方でその連続投稿を続けられたのは、やはり自分の記事を読んでくれる人がいたからである。私のような輩の疑義や自己主張でさえ誰かが注目してくれている。そんな風に思えたのである。
さて、今夏、そんな初期の頃から投稿を読んで下さっているnoteユーザー(もちろん私も彼らのファンであるが)さん4名と、いわゆるオフ会をした。
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なんとなくお気づきの方もいるかと思うが、皆、料理上手という程度の表現では言い尽くせないほどに料理が上手い(客観的な事実として、パティシエや栄養士という肩書を持っている人もいる)。
現在私は農家民宿を営みそこで料理を出しているわけだが、正直素人レベルだった私の腕前を上げてくれたのは彼らを中心にnoteで日々料理記事を投稿している方々だと思えてならない。無論まだまだはるか上にいるとはいえ少しでも彼らに追いつきたいと思えたものだ。また逆に農家なんだから素材で思い切り勝負してやろうなんて割り切れたりもした。
そんな彼らと会って、食事をし、他愛もない会話をした。
そして、会を終えた一番の印象は「人間だった」である。
失礼な物言いかもしれないが許してほしい。本当にそう思った。彼らは人間だから、帰りの時間を気にしたり、子どもの写真を見せてくれたり、すこし仕事の話もしたりした。だから、noteでみている彼らの一面は本当に一面なんだなと思った。その分、他の面の話を聞かせてもらうのはとても嬉しかったものである。
ネットでの出会いがあり触れた世の中では、私のようにに思う奴の方が少ないのかもしれない。ただやはりネットで見れるのは一面、多くても数面なのだろう。月並みな気づきだが、私個人としてはその気づきが確信めいたものになったように思う。
現在はめっきり投稿の頻度を落としているが、それでも何か「おもしろい」「知ってほしい」と思ったものは記事にすることにしている。細々とでも投稿を続けていられるのもまた、彼らのおかげである。
彼らは人間だから多面的だった。だから、多面的であるならば私のよくわからない記事もどこかの面に刺さるかもしれない。そんなことを今は思っている。そしてこれはもちろんこの4人に対してだけでなく、記事を読んでくれている方全員にそう思っている。
というわけで、年明けからもどこかの誰かのどこぞの面に響けば良いと思いながら、気ままに投稿を続けるつもりだ。
そんなこんなで今後ともよろしくお願いいたします💡
もしよければ、直接お会いしましょうね!
(おわり)
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