シニアが教える:メモを取るべき5つの場面と取り方
どうも、駆け出しシニアのHot3DegC(ホットサンド)です。
皆さん、メモって取っていますか? 私は、何か思いついた事やすぐに深堀り出来ないことなどがあったら、すぐにGoogle Keepにキーワードをメモしています。
シニアになるとちょっとした事を思い出すのに凄くエネルギーを使います。頑張っても思い出せないことも多々あるので、普段からメモを残す習慣を身につけることをお勧めします。
少し雑談になりますが、私の技術者としての師匠がよく「3カキを大事にするように」ってことを言っていました。
「3カキ」とは、「物書き」、「汗かき」、「恥かき」の意味で、何でもメモを残して、何事も一生懸命に取り組み、知らないことは恥をかいても教えを請うようにとの意味が含まれています。
そんな師匠の言葉を未だに大事にしている私から、今日はメモの取り方について紹介したいと思います。
はじめに
社会に出ると至ることでメモの重要性を感じます。特にメンターのアドバイスに従ってメモを取ることは非常に重要です。
メモを取ることで記憶の定着を促して思考を整理し物事の理解を深めることができます。
ですが、ただ単にメモを残しているだけでは、後々に読み返した際に重要な情報を拾いきれなくなります。
折角、頑張って残したメモが後々の成果に繋がらないのは少し残念なのですが、ちょっとしたポイントを押さえれば、そのメモは宝の山とまでは言わずとも後々に役立つ有益な情報源となります。
私がメモの際に心がけているポイントを場面ごとに併せたメモの取り方として紹介させて頂きますのでのおつき合い頂けると幸いです。
メモを取るべき代表的な5つの場面
様々場面でメモを取ることがあるのですが、すぐに思いつくのは以下の5つの場面ではないでしょうか。
新しい環境に身を置く人にとっては、特に「会議や打ち合わせ」、「電話での会話」、「説明を受ける時」などが思いつく場面かと思います。
会議や打ち合わせ
電話での会話
説明を受ける時
課題や問題解決
新しいアイデアの閃き
個人的には、環境に慣れていない人が、1つめの会議や打ち合わせのメモ担当になる所謂、議事録担当や書紀担当になるのはどうかと思っていますが、役割がなくてもメモを取ることには十分な価値があると思っています。
なので、皆さんがこの記事を読んで、自分なりのメモの取り方を昇華してくれると大変嬉しいです。
メモを取るポイントと例
では、「会議や打ち合わせ」と「新しいアイデアの閃き」について、メモするべき内容と取り方の例を紹介していきたいと思います。
他の場面も、おいおい紹介したいと思います。
会議や打ち合わせ
会議や打ち合わせは、情報収集、意思決定、課題解決など、ビジネスにおいて重要な場面です。
しかし、ただ漠然とメモを取っただけでは、後で内容を思い出せなかったり、重要な気づきを活かせなかったりすることがあります。
デジタル時代の究極の会議メモの取り方は、会議を動画におさめて、AIに要約してもらうのが一番かもしれませんが……
そうは言っても、オンライン会議意外ではメモを取ることが多いと思いますので、取るべき事柄を並べてみました。
日時
同席者
議題
議論の内容
決定事項
質問や疑問点
以上の6つが必須でメモするポイントだと思います。それぞれの特徴などを解説を交えて、メモのとり方の例を紹介していきます。
日時、同席者
いつ、だれと実施したのかを明確にしておくことは無用なトラブルを回避することにもなりますし、後々の振り返りの際に意見を求める相手を絞り込みやすくするのでクセづけると良いです。
もし、定期的な会議や打ち合わせであれば、前回のメモから同席者をコピー(書き写す)しておくのが良いかと思います。
また、予め予測される同席者を書き残しておき、会議や打ち合わせが終了した際に同席していない人の名前を削除するのも良いと思います。(私はもっぱらこちらの方です。)
議題
議題全体を箇条書きにして、採番しておくとこの後にメモする議論の内容や決定事項との紐付けが容易になります。
また、関連資料などがあれば資料のリンクや保存場所を明記しておくと振り返りの際に役立ちます。
例
1.新規事業計画(https://wwww.example.com)
2.人事評価制度改定(\hogeoge\hoge\hoge)
議論の内容
和やかな雰囲気の中で緩やかに進行する会議だと良いのですが、複数の人が同席する会議であれば、それぞれに貴重な時間を費やすため比較的スピーディーに緊迫した雰囲気の中で進行することが多いと思います。
そんな中で聞き逃した情報を確認することなど出来そうにない場合は、下記のような最低限の情報だけをメモすることに集中すると緊張もほぐれて、情報の欠損が抑えられます。
各議題について、発言者の名前と要点を箇条書きにする
重要な発言には太字で強調する
意見が対立した場合は、それぞれの意見と発言者の名前を書く
結論や決定事項は太字で強調して発言者の名前を書く
例
1.新規事業計画
上田部長:売上高は前年比120%達成、利益は前年比115%達成と、好調な結果となった。
下田課長:特に新製品Xが予想以上に売れたことが貢献した。
上田部長:今後は国内市場での展開をさらに加速させて、さらなる飛躍を目指していく必要がある。
下田課長:円安な経済景気のため、国内市場より海外市場への展開を検討するべきではないでしょうか。
決定事項と期限
決定事項は、議論の結果導き出されるものであるため、議題の数だけ何かしらの決定事項が存在することになります。
只、会議では全ての議題についての議論を行ってから、全ての決定事項が決まるわけではなく、議論と決定事項が繰り返されることになります。
また、議論の最中に次回の行動事項が決まることもありますので、メモの際は、議題毎に議論と決定事項、次回の行動事項を纏めて下記残す意識を持つことが重要です。
決定事項を箇条書きにする
担当者と期限を明記する
必要があれば補足事項を記載する
例
1.決定事項
海外展開を含めた新規事業計画を策定する(担当:下田課長 〆:来週金曜日)
次回の打ち合わせを2週間後に開催する(場所:会議室A)
質問や疑問点
会議中に質問や疑問点を受け付けてくれる会議もありますが、発現しづらい場面も多々あると思いますし、会議の内容を聞き漏らさずにメモをしようとすると質問している余裕などない場合が多いかと思います。
只、不明点をそのまま残しておくのは良くないため、会議後に同席者に確認するなり自力で調査して理解を深めれるように気になった部分について、書き留めておくことをお勧めします。
会議中に浮かんだ質問や疑問点を箇条書きにする
後で調べる必要があることをメモしておく
必要があれば補足事項を記載する
例
新製品Xの海外展開について、具体的なスケジュールは?
海外展開の過去実績はあるか?有識者はいるのか?
新しいアイデアの閃きをメモする
閃き は、いつ、どこで起こるか予測できません。
だからこそ!メモを取ることで、その貴重なアイデアを逃さず、記録することが重要です。
メモを取ることで得られる具体的なメリットは以下の通りです。
備忘
整理・発展
共有・協働
創造性の向上
脳の記憶は一時的なものです。メモを取ることでアイデアを定着させて後から思い出すことができます。
メモを見返すことで、アイデアを整理して思考を深めることができます。また、関連するアイデアを繋ぎ合わせて新しい発想を生み出すこともできます。
メモを他の人と共有することで、アイデアをブラッシュアップしたり、協働してプロジェクトを進めたりすることができます。
メモを取る習慣は脳を活性化して、新しいアイデアを生み出しやすくする効果があります。所謂、連想 ですね。
っと、アイデアをメモすることは、創造性を高めて新しい価値を生み出すイノベーションのきっかけリになる可能性があります。
note生活だと、題材を決めるきっかけになったりします。
メモするべき事柄
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