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チーム内での成長に悩んだときの日報

現在42Tokyoでのチーム課題に取り組んでいますが、なかなか自分の作業が思うように進んでいません。

そこで見つけたのが『日報のすすめ 【チーム運営】』という下記の動画。

『星のカービィシリーズ』と『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』の生みの親である、桜井政博さんが日報の良さについて語っています。

日報の書き方

動画では「毎日日報を書く」具体的な内容が紹介されていました。

1日につき、3つから5つのトピックについて日報を書くことになります。

トピック

以下が、毎日の日報で書き込むトピックの内容となっています。

  • プロジェクトについてのニュース

  • 監修内容

  • チェック項目

  • 不具合項目

  • チームへの苦言

  • プレイしたゲームの感想

  • 起こったこと、思ったことといった「よもやま話」

日報を毎日書くメリット

  • 自身を知ってもらう(読んでいる人が最低限、自分のことを知らないということは避けることができる)

  • 情報共有(メールだと読まれない。日報は毎日の変化があるので、自発的に見に来る)

  • アウトプットのトレーニング

  • 習慣的に何かを書き出すことを当たり前のようにすることが必要

  • チームに何かの刺激を与える

  • 進捗確認

    • 部品作りをしている人にたいして、全体像を掲示できる

    • 「きょうの一枚」は制作物の進捗を見える化

チームメンバーとして

動画で紹介されているのは、「チームリーダー」としての目線でしたが、メンバーの視点でも参考になる点が多かったです。

プログラミングをして困っている点を書いたり、他にも「よもやま話」をして自分を知ってもらったりすることによって、書くことを習慣化できます。

おわりに

今日紹介したのは、YouTubeチャンネル「桜井政博のゲーム作るには」の動画です。

映像のなかでは、「ディレクターはアウトプットの太さが求められる」という言葉が印象的でした。

以前、以下の記事で『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』という紹介をし、ゲームをつくる仕事は、プロジェクトの進め方と親和性が非常に高い、ということを話しました。

それはどちらも「環境をデザイン」することにかかわっているからです。

プレイヤーが「楽しく、目的(ゲームクリア)を達成できる」ようなゲームを作るのがゲームデザイナーの仕事ですが、そのスキルは「楽しく、目的を達成させる」チームや仕事場を作ることへの転用が可能です。

つまらない仕事を楽しくするヒントがたくさん転がっていそうなので、「桜井政博のゲーム作るには」は定期的に見たいと思うチャンネルです。

日報を活用して日々の成長を記録し、自分にプレッシャーをかけていきたいと思いました。

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